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【連載企画】俺たちの1年目(長澤和輝編)

154月

4月1日、多くの“フレッシャーズ”たちが社会人としての歩みをスタートしました。『INSIDE GRAMPUS』では、新生活開始のタイミングに合わせて、連載企画『俺たちの1年目』を実施。2021年の連載2回目となる今回は、2013−14シーズンに当時ドイツ・ブンデスリーガ2部の1.FCケルンでプロキャリアを始めた長澤和輝選手にインタビューを行いました。(※メインカットは特別指定選手として横浜F・マリノスに在籍した2013年3月のもの)


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部、写真=J.LEAGUE


長澤選手はドイツの地でプロキャリアをスタートさせました。海外のチームでプレーしたいと思うようになったのはいつ頃ですか?

長澤 小さい頃からテレビで海外サッカーを観ていて、憧れのようなものを持っていました。現実的に行ってみたいと思ったのは大学生の頃。大学選抜として強化遠征やユニバーシアード日本代表で海外に行く機会が増え、そこでの経験が大きなきっかけになったと思います。


小さい頃は特定のリーグや選手をチェックしていたのですか?

長澤 当時は深夜の時間帯に地上波で海外サッカーの試合が中継されていたので、そういった試合を予約録画してチェックしていました。特定のリーグというより、チャンピオンズリーグなど大きな大会の試合をテレビで観ていました。


当時好きだった選手は?

長澤 僕が中学生くらいの時はロナウジーニョ選手の全盛期だったんです。彼が当時所属していた(FC)バルセロナはすごく強くて、おもしろいサッカーをしていました。自分は背が小さく、テクニックを持ち味としていたので、ロナウジーニョ選手に憧れていました。


大学選抜のドイツ遠征でスカウトの目に止まり、専修大学在学中にオファーを受けたようですね。


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