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【インタビュー】稲垣祥「飽くなき渇望」

34月

昨シーズン、自身初のJリーグ優秀選手賞を受賞し

今シーズンもここまで全試合にフル出場して3得点を記録。

チームもクラブ新記録となる開幕6連勝を達成し、3月21日には日本代表に初選出された。

ただ、順風満帆に見える状況の中でも稲垣祥が満足することはない。

「グランパスを強いチームにしたい」。

確固たる決意が名古屋のダイナモを突き動かす。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部(3月23日取材)


日本代表選出おめでとうございます。選ばれた時の率直な気持ちを教えてください。

稲垣 ありがとうございます。すごくうれしいですし、サッカー選手なら誰しもが憧れる舞台に選んでいただけたことは本当に光栄です。ただ、僕が選ばれたのはグランパスがチームとして結果を出してるからこそだと思います。チームメイトを含め、グランパスに携わるすべての人に感謝しています。


日本代表に合流して間もないですが、練習やチームの雰囲気はいかがですか?

稲垣 昨日はリカバリーだったので、しっかり練習したのは今日が初めてでした。日本代表という特別な舞台での活動で緊張感があるし、全員がそういった自覚を持っていると思います。いい意味で張り詰めているなと感じています。


リーグ戦の6連戦すべてにフル出場してすぐに日本代表に合流しました。コンディション的には問題ないですか?

稲垣 代表の活動をこなしながらもしっかりとセルフケアをして、リカバリーしながらやっていくつもりです。シーズンもまだ始まったばかりなので問題ないですよ。


頭の切り替えも必要になると思います。

稲垣 そうですね。だけど、プラスに捉えれば日本代表という特別な舞台で新しい空気を吸って、サッカーのやり方も違う環境でやるのでリフレッシュできると思います。自分の視野が広がると思いますし、そういった刺激は限られた選手しか受けられないので、ありがたみを感じながら活動しているところですね。


代表モードに切り替わっている中だと思いますが、ここからはグランパスについて聞かせてください。リーグ開幕から怒涛の6連戦が終わり、6連勝という結果を残しました。手応えなどはいかがですか?

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