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明治安田生命J1リーグ第6節 鹿島戦 前日監督会見

203月
3月20日(土)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、21日(日)に行われる明治安田生命J1リーグ第6節の鹿島アントラーズ戦に向けて、マッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの記者会見を行いました。

マッシモ フィッカデンティ監督


ー次節の鹿島アントラーズ戦は戦術的な対策とボールへの執着心やファイトするような姿勢も大事になると思います。この試合で重要視したい部分を教えてください。

どの試合も準備したうえでも、結果的に相手の特長は、特長と言われるくらいですから出てきてしまうものだと思います。そういった部分で苦しんだシーンはここまでの試合でもありました。鹿島には鹿島のいいところがありますので、そういった部分は準備していますけど、あくまでサッカーの試合なのでサッカーのルール内で争うところは争って、戦うべきやりかたで自分たちの勝ちを探りたいと思っています。


ー前節の横浜FC戦の後半に3得点を挙げました。前線の連携ができてきた印象がありますが、監督はどのように感じていますか?

他の試合と比べて特に横浜FC戦の後半がどうと言うよりは、どのチームも我々の攻撃力を警戒して、準備してしっかり守ってくるゲームが続いている中で、横浜FCはほかの試合やほかのチームと比べてもさらに強く前半しっかり守るのだ、というサッカーをやってきましたので、後半に攻撃陣が爆発したというよりは、横浜FCが少し緩んだところを突いて、それも後半の頭に近いところで点が入ったので、向こうは取り返すために前半から続けていた堅い守りをあえて崩さなければいけなくなり、そういうところをしっかり逃さなかったという形かなと。


狙いとしてどういうふうに攻撃の時にやろうとしていたかは、逆に我慢強く続けていた部分もあると思いますので、あとは相手がどれだけそこのスペースを与えてくれたのか、くれなかったのか。そういったところでやっていることが結果的にどのように映ったのかという部分だと思います。


ー日本代表の各カテゴリーに1名ずつ選出されました。チームとして喜ばしいことだと思います。

相馬(勇紀)と成瀬(竣平)に関してはその流れの中に以前から入っていましたので、今回も引き続きしっかりと選ばれて良かったと思います。特に相馬に関しては今年、オリンピックという大きなイベントがある中で、クラブを代表して参加できる選手がいることは、まずは彼のためにもうれしいですし、クラブにとってもすごく大事なことかなと。中谷(進之介)に関してはずっとすばらしいパフォーマンスを続けていて、あれだけの試合数を積み上げてきた中でも年齢を見ると信じられないくらいの若さですので、すごく多くの可能性を秘めていると思います。彼にこのタイミングでそういう機会が訪れたことは彼自身もすごく喜んでいましたし、このままどんどんその道が開けていくといいなと思っています。