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2021沖縄キャンプ:8日目(練習試合「vsFC琉球」)監督コメント

62月

2月6日(土)、FC琉球との練習試合が行われ、3本合計8−1で勝利。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督がテレビ電話取材に応じました。


マッシモ フィッカデンティ監督


ー大量得点を挙げ、ゲームを支配していたと思います。

前回の大宮アルディージャ戦より、コンディションが良かったという影響もあったのかなと。その中でゴールはもちろん、ゴール以外のところでも動きのスムーズさが3日前とは違いました。3日前は疲労の影響でなぜか足が一歩出ないこともあったと思います。自然と今日のほうがいいゲームになるとわかっていました。リードを奪っても、トレーニングとして自分たちで強度を上げていかなければいけないという意欲を感じました。プレーしなければ良くならないところ、プレーを積み重ねることで良くなるところがあると思います。今日のような感覚で今後の練習試合を生かしていきたいと思います。


ー2本目に出場した前線の選手たちは相性がいいように見えました。監督はどのように感じていますか?

誰と誰が出ることによって、どういった反応があるのかなと。「誰と誰を組み合わせるのが一番いい」という角度から見る必要はないと思います。今シーズンは全員が出られる状況になっていなければ困ります。誰と誰をセットで使うというわけではありません。お互いの特長を理解して、それぞれが考えやアイディアを持ちつつプレーすることで、生きるということを見せてくれればいいですね。1本目に関してもしっかり得点が入っていれば、いい形になっていました。「どちらのほうが良かった」という見方をしていません。この組み合わせでこういう反応が出たと。次も組み合わせを変えて、練習試合の機会を生かしていきたいです。


ー1本目の途中でフォーメーションを変更しました。事前に準備していたのでしょうか? それとも試合に合わせて変更したのでしょうか?

去年もシーズンをとおして、フォーメーションを変えていくことがありました。数字で表すフォーメーションは、その形がそのまま試合中も残っていくものではありません。動き出す位置がそういった配置になっていますけど、それぞれにいろいろな役割があり、シチュエーションによって配置が変わってくると思っています。4−2−3−1の形でスタートしましたけど、4−3−3に変更してそれをベースに取るべきポジションを取り、今日の相手のやり方に対応していくほうが、物事が全体的にシンプルになるのかなと。どういうサッカーをやらなければいけないか。今日はもともとやろうとしていたサッカーをやれたと思います。選手たちが変わること、変わらないことを頭の中で理解できていたと思うので、その部分は良かったと思います。


ー新戦力の柿谷曜一朗選手と齋藤学選手がゴールという結果を残しました。結果を出したことをどのように捉えていますか?

攻撃面でより選択肢を増やしたいと思っていた中、すばらしい選手たちが加入してくれました。彼らの良さをグランパスに上乗せするだけではいけません。グランパスに来たからには、グランパスでやらなければいけないことがあるんだと。彼らはそういった部分をしっかりと受け入れてくれて、犠牲心を持ちながら取り組んでいます。その中で今日の試合では我々が一番期待している部分、得点や攻撃のいろいろなパターンを見せてくれました。今の取り組み方を続けてもらいたいです。