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【インタビュー連載(2/3)】阿部浩之「飽くなき向上心」

2912月

阿部浩之は加入1年目でグランパスの中心選手として活躍し、

チームをリーグ3位に引き上げる原動力となった。

それでも「貢献度は低かった」と慢心なし。

タイトル請負人として期待される司令塔はさらなる高みを目指す。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




今シーズンを振り返ってください。

阿部 いろいろなことが起こって、とても難しいシーズンになりました。結果的にリーグ戦は3位。めちゃくちゃいい成績ではないですけど、最低限の結果を残せたと思いますし、来シーズンのACLにつながるという面でも良かったです。


チームの出来を100点満点で評価すると?

阿部 50点から60点くらいです。良かった点は守備が本当に安定していたこと。無失点試合が17試合もあって、失点数はリーグ最少でしたからね。守備陣に助けられた試合が多かったです。ただ、守備にパワーを使いすぎている部分があって、そこは改善していかなければいけません。攻撃に関しては物足りないですし、全く良くなかったと思います。チームとして連動し、連携を取れているシーンが少なかったので、まだまだ積み上げていかなければいけません。


攻撃はシーズンをとおしてうまくいかなかったのでしょうか?

阿部 そうですね。良かったのが数試合で、それ以外は良くなかったと思います。

(残り: 5402文字 / 全文: 5950文字)

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