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沖縄キャンプ:6日目

92月

沖縄キャンプ6日目。

本日は最高気温が22度まで上昇するという暖かな天候の中で、午前10時から沖縄県島尻郡南風原町・黄金森公園陸上競技場でトレーニングを実施しました。観客席からは地元幼稚園児たちの「頑張れ!」という大きな声援が、何度も何度も選手たちに送られていました。




開始から15分ほどは、川崎英正コーチの掛け声に合わせて、ルーティンとなっているストレッチで体をほぐします。続いて行われたのも、恒例となっている7対4のボール回し。この日は押谷祐樹と八反田康平が主力組に合流しました。選手たちは時折笑顔を見せながら、明るい雰囲気で練習が行っていました。






続いては沖縄キャンプでは初となるポジション別での練習が行われます。攻撃陣は、パスを供給するメンバーと最前線でパスを受けてフィニッシュまで行うメンバーに分かれます。パスの受け手側は相手DFとの駆け引きを何度も行い、一瞬の隙を付いて裏でボールをもらう動きを繰り返していました。また、出し手側は前線の選手たちの動きを見ながらボールを動かし、受け手とのタイミングを合わせてパスを供給していました。プレーが切れた時には、佐藤寿人選手から風間監督に直接動き出しの確認が行われていたように、監督やコーチと選手間、また選手同士での意見交換をする姿も。攻撃陣は攻めに関する意識付けが多い一方で、守備陣もまた同様のメニューをこなしていたものの、守備側のラインコントロールの調整に重きが置かれていました。ワシントン選手が「ラインを押し上げてコンパクトにすること。これはタイキャンプから継続して監督に要求されている」と語ったように、風間監督が何度もプレーを中断して、個々の位置取りを修正しながら確認していました。








攻撃が3名、守備が2名で行われたクロスの攻防。宮原和也選手や秋山陽介選手が両サイドでボールを受けると、精度の高いクロスを供給。ゴール前に走り込んだ押谷祐樹選手や大垣勇樹選手がそのボールを勢いよくゴールに叩き込んでいました。






給水タイムを入れた後、バックパス禁止のゲームが行われます。11対11のフルコートで行われたゲームは、まずはゴールキーパーからのリスタート、続いてはセンターサークルからと、シチュエーションを変えながら実施。ハードな対人プレーや華麗なパス交換が見られたように、攻守にメリハリのある動きが連続していました。






最後のメニューは、ハーフコートでのミニゲーム。前々日に行われていた時よりも、選手たちはシュート意識を強く持ち、ゴールには至近距離から放たれた鋭いシュートが突き刺さっていました。




明日10日(土)は沖縄春季二次キャンプ最終日。FC東京との練習試合を開催いたします。

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