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9/21(月)トレーニング前コメント

219月
9月21日(月)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開練習を実施。練習開始に先立って、米本拓司選手、吉田豊選手がテレビ電話取材に応じました。

米本拓司選手


ーG大阪戦は勝利した前節から中3日の戦いです。体力の回復が難しい中、体力に頼らない戦い方についてどのように感じていますか?

キツいのはどのチームも一緒ですし、ハードワークしないと勝てません。戦術や相手の特長を自分たちの頭の中に入れて、うまく試合をコントロールできるようにしたいです。体だけではなく、頭も動かしながら闘うことができれば問題ないと思います。


ー連勝をしていくために必要なことは?

最近は先制点を許すことが多いので、集中力を切らさず失点しないこと。前節は守備を改善できたと思います。1つやられてしまいましたが、それ以外は危ない場面を作られなかったと思います。そこをベースにしながら、決定機をしっかり決めきることができれば、自分たちが試合を楽に進められます。小さい部分にこだわるなど、連勝するためには細かいことが大事だと思います。


ー先制点を許すことが多いのは、想定していなかったことが起こったのか、または構えていたけどミスが発生してしまったのか。失点の形をどのように捉えていますか?

失点するにはなんらかの理由がありますし、1つのミスではなく、2つ、3つとミスが重なった時に失点すると考えています。ミスを1つで終わらせなければいけません。1つミスをして、後手になっていくのではなく、そういう時こそ冷静に対処できるようにしたいです。頭もクリアにしながら試合をやっていくことが大事だと思います。


ートップ下のポジションはガブリエル シャビエル選手と阿部浩之選手の2人が主に務めています。ボランチの選手として、2人のサポートの仕方について聞かせてください。

シャビはボールを受けたがるので、スペースを空けながらボールを触らせて、リズムを作らせてあげようと思っています。阿部くんの場合は(金崎)夢生くんとの距離が近くて、間でボールを受けるのがうまいです。僕からボールを入れるのか、中谷(進之介)選手や丸山(祐市)選手からボールを入れるのかなど、どこで入れるかを考えながらプレーしています。攻撃の時はうまく使いながら組み立てられれば、2人の色が出て、すごくいいサッカーになると思います。


ーG大阪戦は折り返しのリーグ17試合目です。前半戦を振り返ってください。

ある程度の勝ち点を稼げたと思いますし、崩れそうな時でも粘ってチームとして闘えたのは良かったです。ここ最近は失点が多く、それが何試合か続いてしまったので、食い止められなかったことに悔いが残ります。まだまだいい順位にいて、今は勝ち点が30です。もっともっと上を目指して、そこに近づけるようにあと半分を頑張れたらと思います。


ー仕掛けてくるチームに対しては、自分たちのハメるサッカーができていると思います。一方で自分たちから崩すことが難しくなっていると思いますが、攻撃面についてどのように感じていますか?

それはどのチームも難しいと感じていると思います。僕たちが崩せないという面もありますけど、崩せているチームは川崎Fくらいしかないと思います。神戸もそういうサッカーで、僕らのサッカーにハマったという感じです。両方できるようになることが一番ですけど、相手を分析して、自分たちがやりたいサッカーをしたいです。ボールを持ったほうが試合に勝つわけではないので。ボールを持たせたり、ボールを持って相手の体力を奪ったりすることは、試合の中で考えながらやっていければ、勝利に近づくと思います。


ーG大阪とは今シーズン2度目の対戦です。相手の攻撃陣に対して気をつけたいこと、要注意選手を聞かせてください。

宇佐美(貴史)選手は個でもいけますし、人を使うプレーもうまいです。下がってミドルシュートなど、いろいろな得点パターンを持っているので気をつけたいです。宇佐美選手だけではなく、いろいろなタイプの選手がいて、一気に3枚交代することもあります。誰が出てくるかわかりませんが、しっかり分析して、頭の中に相手の特長を入れながら対応できればと思います。


ー前回のようにパトリック選手や渡邉千真選手が出て、パワープレーを受けるパターンもあると思います。その場面での対応もカギになってきますか?

それはあると思います。G大阪戦のあとの試合でもそういうことがありましたが、うまくしのげた場面もあります。そういう経験をいい方向にもっていって、しっかり勝ち切れるようにしたいです。


ーG大阪との前回対戦では昌子源選手が不在でした。彼が入ったG大阪の印象は?

昌子選手の闘う姿勢やチームを鼓舞する姿はすごいと思います。海外の経験も伝えていると思いますし、大事な場面で体を張ることも増えています。前節も勝っていて、僕たち同様に連勝を狙っていると思います。アウェイですけど、しっかりと勝ち点3を取って、連勝できるように頑張りたいです。

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