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明治安田生命J1リーグ第14節 鹿島後 監督会見

59月
9/5(土)、明治安田生命J1リーグ第14節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで鹿島と対戦し、1-3で敗戦。試合終了後、グランパスを率いるマッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの監督会見に臨みました。

マッシモ フィッカデンティ監督


こういう結果で終わった試合について話す時に、始まりは良かったということに意味があるのかわかりませんが、このゲームの始まり方は良かったと思います。まず前半をどうプレーしたかというと、先にも話しましたがすごく良い試合への入りをしました。(雷での)中断、再開後も決して悪い入り方はしていなかったと思いますが、相手にとってはっきりとした最初のチャンスを与えたところで失点してしまいましたし、ミスの割合が高かったと思います。2失点目もそういう展開でした。前半の全体的な内容を見ても、失点のシーンだけ「どうしてしまったのか」というような、ずっと悪かった内容ではなく、スコアのとおりの内容、という展開でもありませんでした。

 

後半の入りも、バランスを崩してがんがんいこうということではなく、02でもこちらにもチャンスは作れていたので、「じっくりと試合を終えるまでにひっくり返せばいい」と、冷静な頭で入るよう話し、実際冷静にプレーしていました。後半4分という早い状況で12とするゴールを決めることができました。


12のまま均衡した状況でこちらにとっての3失点目、相手にとっての3得点目は「なぜあのようなゴールを決められてしまうのか」という形で、あの一瞬だけそういった時間帯を作ってしまいました。2日前にもルヴァンカップのFC東京戦があり、そこから選手は疲れを重く感じてしまったのかなと。その後、選手交代を含め手を打ってみましたが、チーム全体として押し返すという力強さはなかったのではないでしょうか。そして鹿島相手に2得点差であのような時間を迎えてしまうと、すごくうまく時間を使われてしまいますし、このまま試合を終わらせるという展開に持ち込ませてしまいました。13とされた失点が(試合を)決定的にしてしまったと思います。

 

ー13という展開となってからは前線までボールをうまく届けられなくなったように見せましたが、そこでどう指示をされたのでしょうか?

一か八かで攻めるというよりは、13となっても取り返すことができればいいと。「捨身でいこう、それでだめなら」という状況ではありません。あのような状況で、逆に鹿島がなにをやってくるか。我々が前にいくことでカウンターから14、15という展開になることだけは絶対にやってはいけないことでした。その我慢しなければならないところで、より守りを固めてカウンターを狙い、絶対に真ん中は抜かせてくれない相手に対し、サイドから攻め、センターフォワードを2人として外からの攻撃を生かすことができれば良かったのですが、体力的にそういうプレーができませんでした。

 

ー前半での前田直輝選手の交代はケガによるものだったかと思います。現時点でなにかわかっているのでしょうか?

筋肉系の故障があった可能性が高いです。我々も正確な情報をすぐに得たいので、遅くとも明日には検査できる状況を作ってもらい、詳細がわかった時点でお知らせできればと思います。