7月16日（木）、チームはトヨタスポーツセンターで非公開練習を実施。練習終了後、ジョアン シミッチ選手、相馬勇紀選手が電話取材に応じました。

ジョアン シミッチ選手

―ここまでの試合を振り返っていかがですか？

リーグが再開できてすごくうれしいです。選手だけではなく、サッカーに関わるすべての人たちがリーグの再開を願っていたと思います。なので、サッカーができることをとてもうれしく思っています。チームとしては、再開後の3試合でいいサッカーを見せることができていると思います。ただし、長い期間試合ができておらず、簡単な状況とは言えません。その中でも無敗で、いいバランスでサッカーができていることをうれしく思っています。

―攻守に力強いプレーを見せています。

チーム全体として成長していると感じています。自分は「全力を尽くす」という気持ちで毎回ピッチに立っています。練習から全力を尽くしながら、公式戦ですべての力を発揮していきたいと思います。

―どのような手応えを感じていますか？

自分のプレースタイルを考えると、長く試合に出ている方がいいと思います。出場時間が長いほど、プレーが良くなっていくのは当たり前だと思います。そういう意味で、自分の中ではセレッソ戦の出来が一番良かったと思います。5カ月間公式戦がなかったわけですから、どの選手にとっても簡単な状況ではありません。特に中盤は運動量を必要とするポジションですからね。毎試合出場するために、コンディショニングを上げるような準備をするべきだと思います。

―セットプレーで重要な役割を担っていると思います。

セットプレーは以前から好きで、（これまで在籍した）どのクラブにも貢献できていた部分だと感じています。セットプレーは自分だけではなく、チーム全体としての質が必要です。キッカーが蹴るタイミングで自分だけが動いていれば、相手に読まれてしまうのは明らかです。チーム全体でいいセットプレーの練習ができているので、試合で得点を決められるのだと思います。

―どのような動きを意識しているのですか？

エリアの中ではボールの動きを見ながら、相手よりも先に触るようなイメージで動いています。どのようなポジションを取るのかは試合前から決まっていて、その中で相手の前に走り、相手よりも先に触れるように、感覚をつかみながらやっています。

―今節は再開後初となるグランパスファミリーを迎えたホームゲームです。

グランパスファミリーの前でプレーができることはとても幸せなことです。新型コロナウイルス感染症の影響で最初は無観客試合となり、前節はアウェイのサポーターしかいない状況でした。今回はグランパスファミリーがいる中でプレーできるので、とてもうれしいです。自分たちのためではなく、自分たちを応援してくれるサポーターのためにプレーをしたいと思っています。最初から最後まで自分たちを信じてサポートしてくれる人たちのために、1秒1秒全力を尽くしながら、最後まで闘っていきたいです。久しぶりにグランパスファミリーの皆さんに会えることがとてもうれしいですし、楽しみにしています。

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