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6/29(月)トレーニング後コメント

296月
6月29日(月)、チームはトヨタスポーツセンターでトレーニングを実施。練習終了後、前田直輝選手、吉田豊選手が電話取材に応じました。

前田直輝選手


ー今週末に再開を迎えます。

今でも(新型コロナウイルス感染症と)戦ってくれている人への感謝の気持ちを持っていますが、J2が再開、J3は開幕して、やっとサッカーのある生活が戻ってきたなと。J2、J3の試合を見て僕たちがサッカーをできる幸せを改めて感じて、今週が始まりました。ようやく試合に向けて進めるなと感じています。


―練習のギアがまた一段と上がったのでは?

そうですね。もともといい緊張感、いい雰囲気でやれていました。それにプラスアルファで、再開まであと6日ということで、1回スイッチが入り直しました。


―ミーティングではどのような話がありましたか?

「あと6日だぞ」と。「今がターニングポイントだぞ」というミーティングだったと思います。矢印を自分たちに向けて、こうすればもっと良くなる、という話がありました。


―再開に向けて練習試合を2試合こなしました。状態はいかがでしたか?

正直、岐阜戦は体が動いていませんでした。一昨日の試合は良くなったと思いつつも、まだまだ心拍数が上がってしまうなと。上げなくてはいけないところはあると思っています。あとは90分間プレーできていないことが、自分の中では不安要素としてあります。今年は開幕前から「90分間仕掛け続ける」と言ってきたので、そこは皆さんに見せられればと思います。


―技術的な部分の感覚は問題ないのでしょうか?

自宅でも少なからずボールは触っていたので。限界はありますけど、そういうところは落とさないように、アイデアを出しながら努力しました。なので、あとは体のキレと心拍数ですね。


―以前と比べて右サイドでプレーすることが多くなったのでは?

どこのポジションをやるかはわからないですね。相手がどちら側にいるかというだけの差であって、「局面で負けなければいい」という僕のスタンスは変わりません。ボールを持っている時だけではなくて、持っていない時でも優位性を持ってどれだけ仕掛けられるか。自分はそこにこだわりたいです。


―J2やJ3の試合を見て刺激を受けましたか?

杉森(考起)が足をつりながら頑張っているな、(徳島が)すごいゲームをしているなというふうに見ていました。1番しっかりと見たのはヴェルディの試合です。永井(秀樹)さんの下でどんなサッカーするのかなと。完成度が高くておもしろいサッカーをやっているなと思いました。刺激という意味で個人の名前を挙げるのは難しいですけど、やっぱり杉森かな。足をつりながら頑張っていたので。


―リモートマッチへのイメージは膨らみましたか?

ヴェルディの試合を見ていて、リモートマッチでもコーナーキックの時にはチャントが流れていて、チームの工夫が見られました。グランパスでも準備しているみたいなので、リモートマッチでもサポーターは付いていてくれるなという感覚です。生で見てもらいたいというのが正直なところですが、まずは映像で、躍動感あるプレーを見せたいです。


―清水戦ではどのようなプレーを見せたいですか?

ファミリーは僕がボールを持って、全部ワンタッチで下げるプレーは見たくないと思います。先ほどは「90分間仕掛け続ける」と言ったように、去年みたいに70分で足がつるような情けない姿を見せたくないですね。とはいえ、途中で足がつったとしても最初からガンガンいきたいし、仕掛け続けたい。ボールを持っていない時や守備の時でも躍動感のある、スプリントの多い自分の姿を見せたいです。


―約4カ月の中断の中で苦労したことは?

家事ですかね(笑)。普段は外で食べることも多かった昼食も含めて、毎日3食を作ってくれる奥さんの大変さを実感しました。「花束のかわりにディナーを」って言って、やる前はすごく意気込んでいたんですけど、これが難しいし続かなかったですね。家事が一番大変でした。

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