稲垣祥選手
ー久しぶりの実践でした。試合を振り返ってください。
試合勘やコンディションを上げるためにも、みんなが一定の時間でプレーできたのはすごく意味があることだと思います。そういう意味では良かったと思います。
ー試合内容については?
久々の試合にしてはできたところもあったと思いますが、再開までにもう少し積み上げていきたい部分はいくつかあると思います。
ー試合で見つかった課題を聞かせてください。
相手が引いてきた時、自分たちのアタッキングサードをどう崩すか。最後の崩しのイメージを共有し、どういう形を見せられるかは、もう少しコンビネーションを上げていくことで解決したいです。
ーどのようなテーマを持って試合に臨みましたか?
まずは一定の時間でしっかりプレーすること。チームがやろうとしていることに対し、自分がそれをいい方向に持っていけるようにバランスを取ろうと意識していました。
ー3本目も含め合計100分ほど試合に出場しました。
サプライズでした。試合前は70分くらいと聞いていましたが、2本目が終わった段階で監督から「良くなってきたからもう少し出られるか」と。まだプレーできたので試合に出場しました。きつかったですけど、試合をできること、ピッチに立てることに幸せを感じました。
ー新型コロナウイルスの予防を徹底した上での試合でした。
バスの座る位置や、ロッカールームに着いてからもいろいろなルールがあって、違和感や新鮮さがありました。僕たちができる範囲で対策をして、多くの方が協力してくれることで再開の目処が立っているので、感謝の気持ちを持ちながらプレーしていきたいです。
ー2週間後にJ1が再開します。現在の心境は?
高揚感やワクワクした気持ちがありますし、ファミリーの方にいいサッカーをお見せしたい気持ちが強いです
ー試合ではゴール前に入っていき、シュートを放つシーンが多く見られました。
周りの選手がそこを見てくれたり、スペースを空けてくれたりしたので、僕が得意としている形を見せられたかなと。けど、あのようなチャンスを決めきれるようにしないといけないですね。
ーチーム全体の守備での連係はいかがでしたか?
悪くなかった思います。コンディションが上がりきっていなく、細かいポジション修正で危ないと感じた部分はありました。ここからコンディションを上げていければいいですけど、細かいところのズレを修正していかないと、リーグ戦になったらやられるなと思うシーンはありましたね。
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