4月30日(木)、トヨタスポーツセンターでの自主トレーニング後に丸山祐市選手がテレビ電話での取材に応じました。取材の模様をテキストでお届けします。
丸山祐市選手
ー4月8日(水)の活動休止以降、初めてピッチでトレーニングされました。
活動休止以降はZoomを使ってチームメイトとトレーニングをしていましたし、各々で人混みを避けながらランニングをやっていました。最初は良かったのですが、もう少しで限界が来るかなという感覚もありました。芝生の上を走ることでケガのリスクが減ると思いますし、久しぶりに広い場所でボールを蹴れて感覚を確かめられたのですごく良かったです。チームメイトとの距離感を離しながらなのでできることは限られていますが、ピッチでトレーニングできて良かったです。
ーどのような練習メニューをやりましたか?
対人トレーニングができないので、パス交換やランニングメニュー、リフティングなどをしました。
ー活動休止期間中はボールを使ったトレーニングはしていましたか?
希望者はボールを借りられるので、室内で確認程度というかリフティングなどをやっていたのかなと思います。僕は少しだけ触る程度でした。
ー今日やってみた感情は楽しいが一番でしたか?
そうですね。リフティングやボールを蹴る一つの動作にしても、やっぱりサッカーはいいなと改めて感じました。Jリーグの再開が決まり、思いっきりサッカーができるとなれば、なににも変えられないくらいのうれしさになるのかなと思います。
ー今日の練習で気を付けていたことはありますか?
なかなかサッカーができない状況の中で僕たちはグラウンドを開放していただいて、自主的ではありますが今まで室内でしかできなかったことが外でできるのでとてもありがたく感じています。一人ひとりの距離感や、クラブハウスは使えないので外で着替えたり、距離感の部分は特に気を付けながらやっていました。日頃からやっていますけど、特に気を付けていました。
ーZoomでのトレーニング時などにミーティングはされましたか?
ミーティングはやっていないですね。フィジカルコーチの指導のもと、体幹トレーニングやストレッチをやっています。トレーニング後に監督が声を掛けてくれることもありました。
ーZoomでのトレーニングの頻度や一回あたりの時間を教えてください。
週6日やって一日休み。時間はメニューによりますが、1時間程度です。それにプラス各々でランニングメニューをやります。
ー再開の目処もわからない状況の中でどんなことを考えながらトレーニングに取り組んでいますか?
いつ再開できるかはわからないですが、なるべくいい状態を保てるように、コンディションを落とさないようにしています。普段の状況に戻った時にいいコンディションでできるようにサッカーの部分はこれからも引き続きやっていきたいです。逆に練習場に来ることで感染のリスクもあるかもしれないので、普段の生活では今まで以上に気を付けていきたいと思います。
ー再開するまでにどれくらいの期間でコンディションを戻したいというのはありますか?
今までキャンプなどでしっかり追い込めていたのでその蓄積がゼロになったわけではありませんが、僕自身は年齢が年齢なのでケガのリスクを考えると4週間から6週間くらいほしいとは思います。本当に少しでも早くサッカーをやりたい気持ちはありますが、そういった部分は難しいですね。
ーファミリーの皆さんへメッセージをお願いします。
サッカー界だけではなく、全世界で苦しい状況になっています。一人ひとりが感染拡大予防を引き続きしっかりやっていけばJリーグの再開にもつながってくると思うので、僕自身も引き続き気を付けていきたいと思います。サッカーもそうですし、今まであった日常がなくなってしまったので、楽しみが減ってしまったと思います。僕たち選手や広報、営業などクラブ全体で皆さんに少しでも元気を与えられるように取り組んでいるので、それを見て少しでも元気になっていただけたらうれしいです。