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2020沖縄キャンプ:最終日(練習試合「vsギラヴァンツ北九州」)

82月

※練習試合のハイライト動画、選手のコメント動画、監督コメントは会員さまのみご覧いただけます。


沖縄キャンプ最終日の2月8日(土)、ギラヴァンツ北九州との練習試合が行われました。練習試合の結果とあわせて、ハイライト動画や前田直輝選手と相馬勇紀選手の動画コメント、監督コメントをお届けします。


[開始時間]

10:00(45分×3本)


[試合会場]

黄金森公園陸上競技場


[試合結果]

名古屋グランパス:6 - 1:ギラヴァンツ北九州

(1本目:1 - 0 / 2本目:2 - 0 / 3本目:3 - 1)


[メンバー]

非公開


[得点者]

阿部浩之、成瀬竣平、前田直輝、村上千歩(名古屋グランパスU-18)、榊原杏太(名古屋グランパスU-18)、ガブリエル シャビエル ※名古屋グランパスのみ



マッシモ フィッカデンティ監督


―試合を振り返っていかがですか?

戦術の理解においてもっと向上させていかなくてはいけない部分がいくつかありましたが、来週からは公式戦モードで、トレーニングからスイッチを入れていかなくてはいけません。ポジティブなところがたくさん見られたので、いい形でキャンプを終われたのではないでしょうか。


―特に序盤は効果的なプレスができていたのでは?

前からプレスにいけていましたし、しっかりと引っ掛けることができました。それによって攻撃の回数も増えましたが、ゴールの数は少なかったですね。主力の選手が戻ってきて、練習の中からそういう取り組みができたら、もっと質が上がってくると思います。エネルギーを使うサッカーですし、キャンプで走り込んだ疲労が溜まっていた部分もあると思います。公式戦のスタートに向けて調整しているので、これからより動ける状態になっていきますし、選手自身も手応えを感じながら取り組んでいけるのではないかと思っています。


―阿部選手のポジションが高くなっていた印象です。

高い位置取りをしろと言っていたわけではありません。彼の場合は走り込みで苦しんだ部分もあったので、前回より早く交代させて、疲労が残りすぎないようにしました。彼も走り込みを頑張ってくれたので、疲労が抜けてくればかなり動けるようになってくると思います。試合ごとに良くなると思いますし、繰り返しやることで連係も良くなっていくと思うので、なにも心配していません。


―ビルドアップや崩しの局面など、トレーニングで取り組んでいた部分はいかがでしたか?

やりたいサッカーを長い時間できたから満足、ということではなく、どれだけ試合を通してやることができるかを求めていかなくてはいけません。その上で、これまでのトレーニングマッチと比べて、やりたいサッカーをより長い時間やれたのではないかと思います。ビルドアップに関しても同様の印象を持っています。ボールを持っていない選手がどれだけ動くかで、組み立てのその先が変わってきます。スピードに乗った状態でどれだけできるか、という部分にも取り組んでいましたし、形になったところもあったので、良かったのではないでしょうか。


―特に2点目はスピードに乗った攻撃だったと思います。

頻繁にあのようなシーンがあったことも好印象です。スピードに乗った状態で何人も関わっていければ、相手にとって嫌なチームになれますよね。


―本日を持って沖縄キャンプが終了となります。

集中してトレーニングを行うという部分で、この9日間は暑すぎず寒すぎず、素晴らしい環境で過ごすことができたと思います。


―開幕に向けてこれから取り組んでいきたいことを教えてください。

事前に立てたプランに沿ってこの期間を過ごしてきました。引き続き、やるべきことをやっていきます。トレーニングの種類として、走りのメニューはスプリント系のものしかやらないでしょう。スピードを上げて、コンディションも仕上げていくということです。名古屋に戻って最後の仕上げをする中で、選手もよりスピード感を伴ったプレーを実感できると思います。開幕に向けてやるべきことをやりきる期間と位置づけています。