1/12(日)、チームはトヨタスポーツセンターでトレーニングを実施。練習終了後、阿部浩之選手、山﨑凌吾選手、稲垣祥選手が取材に応じ、初練習を終えた感想や意気込みを語りました。
阿部浩之選手
ー2020シーズンが始まりました。
疲れました(笑)。
ー走るメニューが多かったですね。
そうですね。ほとんどボールを使っていないので、もうちょっとボールを触りたい気持ちはありますけど、初日なのでこれくらいがちょうどいいかなと思います、
ーオフはゆっくりできましたか?
ある程度ゆっくりできましたし、頭もしっかり切り替えられたと思います。
ー改めて、加入の一番の決め手となったのはどんなところでしょうか?
挑戦したかったというのが一番ですね。
ー3年連続でタイトルを獲得した川崎から、ここ数年厳しい戦いが続いているグランパスへの移籍となりました。
今までの成績はあまり関係ないと思っていて、今いるメンバーでどういうサッカーをするかが重要だと考えています。
ーG大阪、川崎で数々のタイトルを獲得し、“優勝請負人”と言われています。
勝手に言われているだけです(笑)。でもそうなれるように、何かタイトルを獲れればいいなと思います。
ー阿部選手自身の今シーズンの目標はありますか?
前線の選手ですし、ゴールやアシストは毎試合狙っています。ただそれ以上にチームの勝ちが一番ですし、その中でゴールやアシストをして、チームに貢献できればと思います。
ー練習前にチームメイトと話はしましたか?
ちょっとはできましたけど、雑談程度ですね(笑)。
ー改めて今シーズンの抱負をお願いします。
優勝を目指すだけだと思いますし、そのためにもスタートダッシュが非常に大事になります。キャンプとその前の1週間を含めて、しっかりと開幕に備えたいと思います。
ー(マッシモ)フィッカデンティ監督や名古屋のサッカーのイメージはいかがですか?
難しい状況で名古屋の監督に就任しましたし、時間もそんなに経っていないので一概には言えないですけど、守備がしっかりしていると思います。そこをしっかりとやりながら得点できれば勝てるんじゃないかなと思います。
ーG大阪や川崎でいろいろなスタイルのサッカーを経験されてきました。適応する力に自信はありますか?
そうですね。自分はそんなに上手い選手じゃないし、川崎の中でもうまい選手に任せるところは任せていました。僕は勝つっていう部分に特化していると思うので、そういうのをしっかり出せればと思います。
ー阿部選手が今まで培ってきた勝者のメンタリティが、今の名古屋には必要になると思います。プレー面以外ではどういうところで出していきたいですか?
特に出していこうっていうのは全くないので、自然にやれればと思います。ただ、よくないところは遠慮せずに、その都度言っていければと思います。
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