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【インタビュー連載(6/6)】丸山祐市「腕章の重みと共に」

3112月

「求められていることは、とてつもなく多い」

人生で初めてキャプテンという重責を背負った。

主将が巻く腕章の重みを、しかと受け止めた。

だからこそ、人一倍のふがいなさを感じている。

「もっとやらなくてはいけない。そう強く想っている」

丸山祐市の一挙手一投足を見逃してはいけない。

その振る舞いには、歴代の主将にも劣らない、

堂々たる風格が宿っているはずだからーー。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




2019シーズンが終わりました。今の率直な気持ちを教えてください。

丸山 始まった時は「これから長い1年が始まるな」と思っていましたけど、シーズンが終わってしまうと「あっという間だったな」と。まずはそういう感情が第一に出てきましたね。


チームの成績は9勝10分け15敗で13位。この結果をどのように受け止めていますか?

丸山 もちろん「これで良かったです」なんて、とてもじゃないけど言えない成績です。今シーズンは本当にスタートが良かっただけに、僕たちを応援してくれる方々も「今年はいけるんじゃないか」という印象を持ってくれていたと思います。実際に僕たちも序盤は自信を持ってプレーできていました。なのに、どこかで歯車が狂ってしまった。そして、そこから立て直すことができなかった。正直、負けた数のほうが多かったという印象はありましたけど、感覚的にはここまで負け数が多いと思いませんでした。攻撃の選手が点を決めていたり、守備の選手がゼロに抑えていれば、内容としては引き分けや勝利に持っていけた試合も多くあったと思います。とは言っても、“たられば”なんですけどね。

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