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明治安田生命J1リーグ第33節 磐田戦後 監督会見

3011月

11/30(土)、明治安田生命J1リーグ第33節が行われました。名古屋グランパスはヤマハスタジアム(磐田)でジュビロ磐田と対戦し、1-2で敗北。試合終了後、グランパスを率いるマッシモ フィッカデンティ監督が監督会見に臨みました。


マッシモ フィッカデンティ監督


オープンな試合となり、どちらのチームにもチャンスはありました。ゲームの展開として、どうしても勝たなければいけない状況の相手との対戦となることはわかっていましたし、最初から(ジュビロ磐田が)バランスを取るより攻撃的に来るオープンな展開の試合になるとわかっていました。その中で勝利を目指して闘いました。


ーすっきりしない試合でしたが、試合後の選手にはどのような話をされた、あるいはこれからどのような話をされるのでしょうか?

(最終節は)絶対に勝たなければいけない、来シーズンや今の順位を見てというよりもモラルの問題、サポーターのために最高なゲームをしなければいけないと思っています。ホームでの最終節ですしね。状況的には、他チームが今日負けたことで、頭の中では少し安心できるのですが、次の試合に向けての準備、取り組みとしては絶対に最後までやりきろうという話をしました。終わった試合についていろいろと話をすることは好きではありませんし、次もあるから準備をしようという話をしました。


ー就任された時は厳しいチーム状況もあり、「メンタル面で選手が落ちている」という話をされました。そこから2カ月間で、その部分での変化は感じているのでしょうか?

まだまだやらなければいけない状況です。それはメンタル面だけではなく、就任した時からずっと言っていますが、残留を争うようなチームではない。戦力もそろっています。それでも、こういう状況では各試合そういう気持ちの面でも張り詰めて戦わなければいけない状況が続きましたが、来シーズンはそういうことが起きないよう準備をしなければいけません。幸い、計算をしても我々が最終節で何十点も失点しない限り、プレーオフに回ることはない状況です。そういう点も含め、次のゲームではしっかり闘わなければいけないと選手に声を掛けましたし、メンタルの部分、それ以外の部分も含めて来年に向けこのチームはどうあるべきかを追求し取り組むことを選手に求めたいと思います。