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【動画】明治安田生命J1リーグ第25節 FC東京戦 前々日監督会見

288月

本日8月28日(水)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第25節のFC東京戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


風間八宏監督


―今週の練習でチームに強調して伝えてきたことは?

カウンターは自分たちが起こさせているものなので。そういう意味では、そこのところをもっともっと注意深く。だからといって怖がるのではなくて、大胆に。そういうところを今週はずっと取り組んでやってきました。


―自陣のゴール前でパスをつなぐメニューも行いました。

一番はなにかというと、しっかりボールを持つこと。それで技術が上がっているので。そういう意味では、そこのところの注意深さと自信、それから積極性。この三つを常にやっていかないといけません。実際にこの前の試合も9人になっても、しっかり相手を押し込むことができていました。あれくらい注意深くやってもらいたいというところで、今週は強調してやってきました。


―今節は試合に出場できない選手もいます。チームとしてどのような影響がありますか?

それ以外の選手でなんとかするしかない。前から言っている通り、ポジションによって2人ずつはいないのでね。そこのところは多少工夫してやっていかないといけません。


―前節は「仕留める」ことができないと、いかに苦しくなるかを思い知らされた試合になりました。

そうだね。間違いなく5点以上取れていた試合なので。大事なことは、チームとしてやり続けること。それからやっぱり自分たちの中ではそこのところの一つずつを仕留めきること。それがすごく大事です。そこのところでゲームが大きく変わってしまうので。そこは永久の課題ですけどね。選手を信用して信頼して、やってもらうしかない。ただ、悪くはないです。なぜかと言えば、チャンスはできているから。それはすごく大事なことで、10人になっても、9人になっても俺たちはやっている。そういうことが自信につながっていると思うし、自信を持っていいことだと思います。


―人数を掛けて攻めきるところと、そのカウンターにどう対応するか。そのバランスに難しさがあるのでは?

難しくはないね。ほとんどが自分たちのボールロストなので。しかも、なんでもないボールロストです。そこのところを慎重にやることで、もっと崩せる。崩れていないから、何回かカウンターを受けてしまった。もっと崩しきること。それから不用意なところでボールを失わないということ。そこだけですよ。それと一番は試合の最初にシュートを決めておくこと。一番はそこだよね。流れとはそういうものなので。PKを取られたけど、すぐに2点、3点と取れるチャンスはありました。そこの中で取っていればなんでもなかった。まったく違ったゲームになるのでね。うちのチームはそういうものなので。そういうところで要所要所、したたかになれるように、トレーニングしていってほしいなと。今はいいトレーニングをしていると思います。


―練習時に和泉竜司選手が右サイドバックに入っていました。シーズンを通していろいろなポジションをこなしています。彼の成長やチームにとっての重要性について教えてください。

彼は今、すごくいいのでね。そういう意味で、できるだけ彼のいいところで使っていくのが一番いいと思う。ただチームにケガ人や退場者が出てしまったので、そういうところでどうなるかはわからない。それでも、彼の良さが生きるようにしたいですね。チームの大きな武器なのでね。やってもらいたいと思います。彼の良さは攻撃、1対1の強さ。どこでやってもできるというのはわかっている。でも、一番怖いところでやってもらいたいなと思います。


―「なんでもないボールロスト」は今季継続して出てきている問題です。

ただ、チャンスはできているので。その後に起きていることなので、そこを取り上げるつもりはない。ただやっぱり、この前の試合も、その前の試合もそうだけど、奪った後にボールを失うというのは、いい時にはすごく少ないこと。それからもちろん、崩して入れたら、ゲームはまったく違ってくるのでね。どちらにせよ、こういうサッカーをやる以上はボールを持っている時間が相手より長いわけだから。そういうところで、自分たちのほうが慎重でなおかつ大胆で、自信を持って積極的にやるしかない。そこはもう当たり前の話です。だからお客さんが楽しいわけで、見たいわけ。ミスを前提にしてサッカーをしたら、強くはならない。そこのところはどんどんトライしていけばいいと思います。


―前節はチャンスを作れていたという点で、落ち込む内容ではないと。

ただ、その中で自分たちは仕留めなきゃいけない。選手はみんなわかっていますよ。ただ、あれだけペナルティーエリアに入って、シュートを打てることもなかなかないと思う。あれだけチャンスがある試合もなかなかなかったと思いますよ。あれだけ崩して取れないというのは、それぞれのところで、自分たちの思うことがあると思う。チームとしてはあれをやり続けること。それからあれよりもチャンスを増やすこと。ということは、簡単に言うと、ボールロストも減らすこと、ということです。


―前節ではジョー選手が得点を奪いました。監督から見てジョー選手の状態は上向いていると感じていますか?

上向いてほしいね(笑)。でも、良くはなっていると思うし、それなりのトレーニングを個別にしているので。そこは期待しています。

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