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金井貢史がサガン鳥栖に期限付き移籍「自分の可能性に賭けてみたい」

158月

8月15日(木)、金井貢史がサガン鳥栖に期限付き移籍すると発表された。移籍が決まった金井は『INSIDE GRAMPUS』の取材に応じ、移籍の経緯や新天地での意気込みを語った。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




ーサガン鳥栖への期限付き移籍が決定しました。

昨年のこの時期に移籍してきて、残留という一つの目標を達成することができたこと、ここに来てサッカーの楽しさをもう一度味わえたことは良かったなと思っています。今シーズンになって、メンバーに入れなかった試合もありましたけど、ブレずにサッカーをすることができた。1年間だけの在籍だったけど、自分の中ではもっといたような気がするクラブで、チームを離れることに対して寂しい気持ちはあります。でも、自分の実力不足で試合に出られなかったわけですからね。またグランパスで活躍できるように、期限付き移籍という形で鳥栖に行って、頑張ってきたいなと思います。


ー移籍先として鳥栖を選んだ理由は?

自分の中ではやはり“古巣”ということが大きく、鳥栖以外のクラブへの移籍は考えられませんでした。鳥栖は活躍できずに退団してしまったクラブで、鳥栖に対して「助けたい」という気持ちを常に持っていました。もちろん、名古屋で結果を残すことが一番でしたけど、なかなかうまくいかず、このまま溺れてしまう可能性もあった。サッカー選手として、このまま終わってしまうのは嫌だったので、「もう一度、自分の可能性に賭けてみたい」と思い、移籍を決断しました。自分の持っている力をすべて出して、鳥栖を残留させたいですね。鳥栖では成長した姿を見せたいという気持ちもあります。自分の武器を生かし、チームをうまく乗せることができればいいかなと思っていますよ。グランパスで学んだことを鳥栖でも発揮していきたいですね。


ー新たなチームに入っていくことに関する不安はありますか?

いや、もともとそういうのは感じないタイプですからね。サッカーで溶け込むことができると思うので、ボールが一つあれば問題ないですよ。この発言、かっこいいな(笑)。

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