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【動画】明治安田生命J1リーグ第19節 C大阪戦 前々日監督会見

117月
本日7月11日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第19節のセレッソ大阪戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

風間八宏監督


ー現在の課題はやはり「仕留めきること」になるのでしょうか?

すべてですけどね。もっと精度は上がるし、上げないといけない。そうすれば、もっともっとチャンスも増える。この前の試合みたいに、あれだけ押し込んでシュートを打っていたら取らなければいけません。でも、そこは力まずにやり続けるしかないんでね。選手を信頼し、期待したいと思います。


ー一時期に比べて、蹴る技術、止める技術が後退してしまっているというわけではありませんか?

違いますね。1回、2回のミスはもちろんあると思いますけど。仕留めきるということです。あれだけのチャンスがあれば、5点でも6点でも取れるはずですからね。いろいろなものがみんなの頭の中に入ってきた中で、一番大事なことはボールを失わないで90分を闘うこと。そこの質をもっと上げなければいけません。選手には「シンプルに考えろ」と伝えました。今日の練習はすごく良かったと思います。


ー頭の中を整理するということでしょうか?

人というのはできるようになれば臨むようになるし、臨むようになればまた足りなくなる。その連続だと思います。肩の力を抜いてやれるようになればね。リラックスした状態でやってくれればいいと思います。


ーフィニッシュについて難しく考えすぎているところもあるのでは?

全部ですね。いろいろなことができるようになっていますけど、一番はなにかということをシンプルにね。ボールを失わないということです。それをやり続ければ勝てるはずだし、自然とリラックスしてシュートも打てるはずですから。


ーもっと相手を圧倒できるようにも思います。

もっとやれますよね。相手は疲れてくるわけですから。自分たち次第というのはあります。そこでもう一つ丁寧にやるとか、相手が倒れそうな時は倒しきってからやってしまえばいい。そのくらいの余裕を持ってやってもらいたいですね。技術は高いところまで来ていると思うので、力を抜いてやってもらうことが一番いいと思います。


ー次節、丸山祐市選手の欠場が濃厚となる中で、選手間の連係面についてはどのように感じていますか?

マルには早く帰ってきてほしいと思いますけど、選手はいますから、連係というのはあまり関係ないと思います。この前の試合でもあれだけ押し込めたわけですから。そこの中でなにができるか。マルが帰ってきてくれることに越したことはないけれど、いつも言っている通り、選手が変われば個性も変わるし、もしかしたら速さも変わってくるかもしれません。そういう意味では楽しみにしてもらいたいと思います。


ー昨日、おとといの練習では、高い位置での攻撃、守備を強調しているように見えました。そのあたりは選手たちに求めていることなのでしょうか?

もちろんそうですよ。もっと攻めたいよね。28本のシュートを打って入らないなら、30本打たないといけない。30本打って1点、2点を取れるなら、60本打たないといけないよね(笑)。今までに言ってきたことと変わりませんよ。自分たちが長い時間ボールを持っていれば、それだけピンチも減る。実際に今、ほとんど相手のコートでサッカーをしているから、相手のセットプレーが少ないですよね。自分たちにはセットプレーのチャンスがたくさんあるわけですから、そこも含めて決めきらないと。そういう段階に来ていると思います。


ーボールを奪われてから取り返すまで、どういうイメージをしているのでしょうか?

俺のイメージの中に「取られる」ということはないから(笑)。取るためにやっているわけじゃない。逆に言えば、取られることが多いですよね。取られなくてもいいところで取られたりだとかね。この選手たちは自分たちがいい状態の時であれば取られませんから。それをもっと高めていきたいですね。


ーダブルボランチを形成するジョアン シミッチ選手とエドゥアルド ネット選手について、お互いの良さを引き出し合うような形が見えていない印象です。

やりながらですね。彼らは今、努力してやってくれています。一流だから、変わっていってくれているし、変わってきていると思います。毎試合楽しみにしていますよ。1回、2回の悪いプレーをどうこう言うつもりはありません。彼らの才能をどんどん発揮していってくれれば、またおもしろくできると思います。それはほかの選手にも言えることですけどね。


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