本日3月5日（月）、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節の浦和レッズ戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。

風間八宏監督

―ジュビロ磐田戦から中3日という過密日程でルヴァンカップを迎えます。

シーズン前から「全員で戦っていく」と言っています。連戦がものすごく多いですが、全員がその準備をしてきています。そういう意味で、また新たなメンバーで戦うことにはなると思います。

―ルヴァンカップを通して新しいメンバーで戦うということですか？

2チームにするということではなく、全員で戦うという意味なので。常に一番コンディションのいい選手が出るということです。全員に90分間のトレーニングマッチをやらせていますし、そういう意味ではより楽しみにしています。

―カップ戦をチャンスと捉え、モチベーションが上がってきている選手も多いと思います。練習でそのような空気を感じていますか？

チームは1つだということをずっと言い続けてきています。プロなので、モチベーションというのは当たり前なんだけど、ものすごく高い集中力でやってくれていること、それから一人ひとりが貪欲に上手くなろうとしているのは伝わってきているのでね。チーム全体が一体となっていろいろなことをやっているので、空気が動いている気がします。

―ユースから2選手が新しく2種登録されました。

それは始めからのことなので。予定通りです。

―開幕戦同様、サプライズでの起用もあるのでしょうか？

楽しみにしていてください（笑）。

―メンバーを入れ替えた練習試合では、監督からより厳しい言葉が飛んでいる印象を受けました。

もちろんそうです。年齢的にまだまだ経験の浅い選手もいます。先ほども言いましたけど、全員に90分間やらせているので、そこのところは心配していません。それから当たり前のことですけど、サブのメンバーも含めて、今できる全力を出すこと。これが一番大事なことです。後は変わらず、自分たちが楽しむこと。そこは全力でやってもらいたいと思います。

―新しいメンバーにはどのようなことを期待していますか？

2つあります。1つは底上げです。公式戦を経験することでの経験値は、どんな選手にも大事なものなので。そういう意味で、選手層の底上げは必ず必要になってくる。それから、競争ですね。次の試合に連続で出る選手ももちろんいると思いますしね。2つ目はチームの速度です。それぞれのところで多少速度は変わってくると思うんですけど、その速度を高めていくことで、チームがまた一つ違ったハーモニーを出せればいいと思います。

―その速さというのは、このチームだから出せる速さというよりも、早くトップの速さに追いついてほしいということですか？

全員が全員そういう訳ではないんですけどね。いつも言っていますが、トップは常に変わっていくもの。一番速い人に、どれだけ選手が追いついていけるかということなのでね。公式戦をすることの意味はそこにあると思いますよ。

―グループリーグで対戦する4クラブは、それぞれ優勝を経験していて、J2降格も経験している面白い組み合わせだと思います。

それは何とも言えないね（笑）。どこもそうだけど、今回はワールドカップがあるんでね。いつもより過密でハードになっている。そういうところでそれぞれの事情があるんでしょうけど。うちはケガ人もなく、いい状態でいれると思う。なので、一番は先ほど言ったように2つの目的を達成したい。2つの目的を持って試合に臨みたい、ということです。周りは関係ないですね。

―ルヴァンカップには21歳以下の選手を先発起用しなくてはならないというルールがあります。すでにJリーグで2試合に出場した菅原由勢選手もいますが、その他の若手選手にも活躍を期待していますか？

若手というより、どんどんプロになってもらう選手。みんながその選手を楽しみに見に来るくらいの能力をどんどんつけていってほしい。そういう意味で、もちろん若い選手には期待していますし、すべての選手に同じことを期待しています。

―ホーム開幕戦での観客動員数は、4万人までもう少しという数字でした。

報道陣の皆さんもお客さんに数えれば良かったね（笑）。そうしたらちょうどいきそうだった（笑）。

―本日の練習がパロマ瑞穂スタジアムからトヨタスポーツセンターに変更になった理由は、芝の状態を考慮してでしょうか？

芝の状態は向こうが配慮してくれて大丈夫だったんだけど、雷が鳴りそうというのがあったので。瑞穂に行ってからの変更は効かないので、無難にこちらでやることにしました。この前の豊田スタジアムもそうですけど、すごくいい状態にしてくれているので、芝の状態は心配していないです。向こうでできたらいいなとは思っていましたけどね。

―それは朝のタイミングで判断されたのですか？

もちろん。今さっき判断していたら、みんな来ちゃうから（笑）。

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