長谷川健太監督
ー5月は1勝2分という結果で、監督が話していた“締まった試合”がしっかりとできるようになってきた証拠かなと思っています。ゲームをマネージメントする力、試合を成立させていく力についてはどのように評価していますか?
続けていかないと意味がありません。ここまではできていると思いますけど、前節も決定機らしい決定機ではないところから失点していますので、ああいうところをなんとか防いでいくとより締まった試合になると思います。そこは前節の反省点です。ただ、全体的にインテンシティの高いゲームができていると思いますので、これを続けていくことが大事だと思っています。
ーインテンシティはずっと重視してきていることですが、それを内容に反映できていることが大事だと思います。それができるようになった要因についてはどのようなことが考えられますか?
ガンバ(大阪)戦、湘南(ベルマーレ)戦と悪いゲームがあって、(その前に)2勝してホッとしたとは思いたくないのですが、何らかの隙があった時期だったと思います。それがそのまま試合内容に反映されてしまったという反省の上で、「もう一度これをやっていかなきゃダメだよね」ということを全体で共有できたことが大きかったと思います。その後、(サンフレッチェ)広島戦や、負けはしましたが鹿島(アントラーズ)戦と柏(レイソル)戦と内容的には非常に手応えのある試合をすることができたので、それが清水(エスパルス)戦以降の試合につながっていると思っています。
ー前節の得点は、あの時間帯にあれだけの人数をかけられたことがポイントだったと思います。監督としても評価が高いゴールでしょうか?
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