8/15（水）、明治安田生命J1リーグ第22節が行われました。名古屋グランパスは日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、2－1で勝利。試合終了後、金井貢史選手、中谷進之介選手、玉田圭司選手が試合を振り返りました。

金井貢史選手

―移籍して間もないタイミングで古巣との対戦になりました。どのような思いでプレーしましたか？

意識しすぎて調子が悪くなってしまったのが悔しいです。ただ、チームが勝てたことが一番大事です。僕たちは勝ち続けないといけません。まずは残留という通過点を目指して、より上に行けるように一戦一戦闘っていくだけです。その一戦がマリノスとの対戦だったということです。少なからず意識はしましたが、勝つためのプレーができたのは良かったです。

―アンジェ ポステコグルー監督が金井選手について、「楽しそうにやっている」とコメントしていました。

もともとマリノスでも楽しくサッカーをさせてもらっていました。風間（八宏）さんのサッカーも楽しいですし、どこに行っても楽しくサッカーをすることが自分にとって大事だと思います。名古屋で頑張っている姿が横浜に届くようにしっかりやっていきたいです。

―惜しいシュートチャンスがありました。

止めてから打てば良かったですね。最初はファーサイドを狙おうと思いましたが、（飯倉）大樹さんに読まれていると感じました。余計な感情が出て外してしまいました。あの場面で決めないとチームが苦しくなると思います。しっかり決められるようになりたいと思います。

―後半に選手交代してから、チームが盛り返しました。その前は苦しい時間帯が続いたように感じます。

連戦ということで疲れが出てきてしまいました。そこでもしっかり守らないといけません。ボールも大事にして、相手のリズムにしないようにしないといけませんでした。でも今日はできなかったので、次のゲームからは自分たちのリズムでできるように練習からやっていきたいと思います。

―相手にボールを持たれる時間が長い試合となりました。

僕が思っていたのは、結局サイドの裏を取られなければあまり怖くないということ。サイドの裏を取られてからのセンタリングが一番危ないと分かっていました。マリノスは間を締めればサイドに逃げてきます。悪い時のマリノスじゃないですけど、自分がいた時に勝てなかったような試合と同じような展開だったので、慌てずにというのはチームメイトにも伝えていました。それでうまく守れたと思います。だけど、奪った後にもっと大事につないでいけば、もっともっと相手を疲れさせて、自分たちのリズムになったのかなと思いますね。今日は2失点目を喫しなかったことが大きかったです。

―金井選手のサイドで2回程度クロスを上げられる場面がありましたが、その後は減少しました。その変化には何か理由があるのでしょうか？

サイドハーフの選手とうまく連係して、相手のサイドバックに出させないことと、（松原）健に出た時に右足を切ってしまえばクロスも上がってこないので。そういう意味でうまく特長を消すことができたのは大きかったですね。どうしても間を使われてしまうと、サイドバックは絞らないといけません。そういう場面ではサイドに出されて、クロスを上げられることがありました。間を通させないように、ボランチとサイドハーフ、前線の選手でうまく限定してくれたので、クロスを上げられなくなったのだと思います。健の右足はとりあえず警戒していましたね。特にニアのコースを。ファーだったらウーゴ（ヴィエイラ）なので、うちのセンターバックなら勝てると思っていました。なので、ニアに速いボールを入れられないようにということを意識していましたね。

―次節は残留を争う鳥栖との対戦になります。

絶対に負けられない相手です。何回も言いますけど、僕たちは勝ち点3が絶対に必要です。1試合1試合闘っていくだけなので、しっかり勝ちたいと思います。最近は2点、3点、4点と点が取れるので、守備は最小失点に抑えることを目標に頑張っていきたいです。点が取れるという自信を持っているので、しっかり闘って勝ちたいと思います。

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