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12月8日(木)相馬勇紀選手帰国後オンライン会見

812月
12月8日(木)、日本代表の活動を終えて帰国した相馬選手がオンライン記者会見に出席しました。

相馬勇紀選手


ー初めて臨んだワールドカップで“死のグループ”を突破し、ベスト16という結果を残しました。振り返っていかがですか?

チームとしては本当に力がついたなと思います。ただ、8強にいけていない現実があるので、次のワールドカップでその悔しさを晴らしたいと思っています。個人としては悔しい大会になりました。自分が出た試合で勝てずに、結果も残せなくて本当に悔しかったです。ただ、あの試合の緊張感、その前の親善試合も含めて試合に出ることによって、なにが必要なのか、どういうプレーが必要なのかもそうだし、どういう環境でやり続けなければいけないかだったりとか。自分の中でワールドカップを闘った今のほうがサッカーに対する意欲がもっと上がっているので、悔しさは残りますが、自分にとってとても大きな意味のある大会になったと思います。


ーワールドカップメンバー選出後の会見では奥さまが泣いて喜んでくれて、その声でお子さんも泣いてしまったという話をされていました。大会期間中も家族からのエールはありましたか?

そうですね。テレビ電話をすることもあったし、試合前には必ず妻と子どもがユニフォームを着て撮った動画を送ってくれました。試合前にいい意味でリラックスして挑めました。


ー今大会は“新しい景色”というワードが印象的でした。4年後のワールドカップでリベンジしたい、海外に羽ばたきたいなど、相馬選手は今後どんな景色を見たいですか?

チームとしてはベスト8を必ず達成すること。自分はヒーローに、スターなれるように、そういった景色かなと思います。あの短い大会期間で、決められた時間、決められた試合数の中でどれだけ輝けるか。ワールドカップを経験された先輩のほとんどが「ワールドカップは一瞬で終わってしまう」とおっしゃっていました。そのとおりですぐに終わってしまいます。でも、その一瞬のために4年間かけて、そこで結果を出すことが本当に大切だから、そこに向けてやっていきたいです。海外挑戦の話もありましたけど、Jリーグをもっと盛り上げていかなければいけないのもそうです。環境やスタンダードという部分は明らかに違うものがあるので、その環境で闘って、海外のトップでバリバリに活躍できる選手が7人、8人、9人とピッチに立てるようになったらベスト8というところを達成できると思います。この4年間でどれだけ日本の選手が強くなれるかが大切だなと思います。


ー世界最高の舞台を選手として経験できるのは貴重なことです。その舞台を楽しめたのか、厳しい舞台と感じたのか、どう感じながら大会期間を過ごしましたか?

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