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明治安田生命J1リーグ第6節 G大阪戦後 監督会見

24月
4月2日(土)、明治安田生命J1リーグ第6節が行われました。名古屋グランパスはパナソニック スタジアム 吹田でガンバ大阪と対戦し、1-3で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督がオンラインでの会見に臨みました。

長谷川健太監督


先制点がポイントでした。集中して闘っていたのですが、セットプレーからああいう形で先制され、後半は何回かいい形で攻撃を仕掛けていたのですが、オウンゴールで2失点目を許しました。失点の仕方が少しもったいなかったというか、防げる形だったと思います。あのような場面で失点を重ねると難しい展開となります。


0-3という状況から1点返したことは次の試合につながると思いますので、下を向かずここから一戦一戦を大切に闘っていきたいと思います。

 

ー後半は稲垣祥選手に代え柿谷曜一朗選手を投入、仙頭啓矢選手をボランチの位置へと動かしました。攻撃的なメッセージのこもった交代だったかと思いますが、どういう狙いがあったのでしょうか?

前半は少し稲垣が消極的に見えたので。いつもならミスをしても気にしないというか、飄々とプレーするタイプなのですが、前半にミスを重ねてしまいメンタル的に少し動揺しているなという印象がありました。前半の途中から仙頭をボランチに動かし、稲垣をトップ下に置いたことで、何回かいい形を作ることができました。後半はそのままのボランチの形で、トップ下に前回が良かった曜一朗を入れました。攻撃の形は良くなったのではないかと思っています。


ー結果的に2失点したものの、後半はいい形がいくつも作れていたと思います。その要因はどこにあったとお考えでしょうか?

ハーフタイムに狙いどころの話をして、選手がそれを理解してプレーしてくれたと思います。

 

ー今日はディフェンスラインの不安が的中してしまったのではないでしょうか?

今日はディフェンスリーダーの中谷(進之介)が出られなかったことが響いたと思いますが、ルヴァンカップでチアゴと藤井(陽也)が非常にいいパフォーマンスを見せてくれていました。藤井に関しては今日、非常に良くやってくれました。引き続き、中谷が戻るまでしっかりとプレーをしてもらいたいと思います。

 

ー前半、攻撃では相手のミスに乗じたいいプレーもありましたが、それが続かなかった原因はどこにあったとお考えでしょうか?

開幕から言っていますが、まず(チャンスの)数を増やすこと。次は精度というところだと思います。立ち上がりの仙頭の飛び出したシーンは非常に良かったと思いますし、ああいう場面でしっかりと決めきるようにしていきたいと思います。最後のフィニッシュという部分ではまだまだ足りないと思っています。相手にダメージを与えられるような攻撃をできるようにしていかなければと思っています。

 

ー試合前に想定していたガンバ大阪と、実際に戦ってみたガンバ大阪に違いはあったのでしょうか?

想定していたとおりでした。パトリックを中心に展開し、クロスから危ないシーンを作られましたし、パトリックをどう生かすか、という戦い方だったと思います。特長のわかっている選手ですので、しっかりと抑える準備をしてきましたが、わかっていても何度か危ないシーンを作られてしまいました。