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2022沖縄キャンプ:1日目 トレーニング後コメント

241月
1月24日(月)、2022沖縄春季キャンプがスタートし、チームは南風原町役場 黄金森公園陸上競技場内 グラウンドでトレーニングを実施。練習後、長谷川健太監督、長澤和輝選手、齋藤学選手がオンライン取材に応じました。

長谷川健太監督


ー沖縄キャンプがスタートしました。今日の練習のテーマや手応えはいかがですか?

今日は休み明けで、移動のあとでしたので、しっかりと体を動かして汗をかいて、少し心肺機能にくるようなトレーニングをしたいと思っていましたので、少し刺激を与えるようなトレーニングをしました。そういう中でゲーム形式のトレーニングをしたので、少し戦術的というか、チームとしての狙いを選手たちに植え付けるような意図でトレーニングをしました。


ー裏を突く、ゴールを狙うというような意図があったと思いますが、選手たちの反応をどのように見ていますか?

非常に意欲的、前向きに取り組んでくれていますので、ここまで本当にいい形でトレーニングができていると思います。


ー今日はまだ全員そろっていませんでした。今後の合流の見通しはいかがでしょうか。

マテウスとランゲラックに関しては、自主隔離の期間が終われば合流できると思います。マテウスのほうが若干早く合流できそうかなと思っています。


ー2選手ともキャンプに間に合いそうなのか、シーズン開幕までに間に合いそうなのか、そのあたりの見通しはいかがでしょうか。

マテウスに関してはこのまま順調にいけばキャンプ中に間に合うのではないかと思っています。ランゲラックに関しては微妙という感じです。


ー開幕に間に合えばいいほう?

間に合っても本当に終盤の終盤という感じなので、(キャンプに)呼ぶか呼ばないかは状況を見ながら考えたいと思っています。


ー状況によってチームの編成も変わってくると思います。

現状のベストを探りながらチーム編成していきたいと思っています。


ーマテウス選手は10番を背負う選手でもあります。マテウス選手が万全の状態にならなかった場合に備えて、今いる選手に底上げを求めるところもあると思います。

それはマテウスの状況と現状の選手の底上げ、刺激を入れながらという形になると思います。トレーニングマッチも含めて、メンバーの選考をしていきたいと思っています。


ーいろいろなスポーツで、この時期は“地獄のキャンプ”など形容詞がついたりします。どういうキャンプにしていきたいと思っていますか?

地獄のキャンプというイメージはありません。開幕までそんなに日数がないので、この沖縄キャンプでどこまでチームを仕上げるか、自分自身の戦術を落とし込めるかどうか、というところにかかっていると思いますので、開幕に向けた大事なキャンプという位置づけでやっていきたいと思っています。


ー今日のゲーム形式のトレーニングはワンタッチの意識が強く出たメニューだったと思います。あの練習の狙いを教えてください。

以前にも話した記憶がありますが、背後へ抜け出してからの得点が昨シーズンはあまりなかったので、今シーズンはそういうゴールを増やしていきたいと思っています。もちろん「裏、裏」となってしまうと難しいと思うので、手前と背後をうまく使う。ただ、前提として背後への動き出し、そこへのボールを出す意識がないと手前もうまく使えないと思いますので、まずはそこの意識の植え付けというところ。出し手と受け手の技術の底上げというところをトレーニングの中から狙っていきたいなと思っています。


ー全体練習が終わった後に居残り練習をやっている選手が多くいました。

奨励は別にしていません。選手各々が足りないところに取り組んでくれていると思いますので、私としてはトレーニングの中での動きをしっかりと見ながら、評価していきたいと思っています。


ー今年は沖縄キャンプを断念するチームもありました。そういった中で南風原町が受け入れてくれたことについてどのように感じていますか?

本当に感謝しています。難しい状況の中で、受け入れるほうも苦渋の決断をしてくれたのかもしれません。厳しい状況の中で名古屋を受け入れてくれたことに関して、南風原町の関係者、町民の皆さまに感謝していきたいと思っています。皆さまの気持ちに応えていけるようなシーズンにしていきたいと思います。

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