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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節 G大阪戦 前々日監督会見

145月

本日5月14日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節のG大阪戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


―日曜日に予定されていた練習をオフに変更しました。どのような意図があったのでしょうか?

元から考えていたことではありました。連戦の中で少し頭を冷静にすることと、体をリフレッシュすることは大事だと思うので。それで昨日は休みにしました。


—長崎戦は悔しい結果になりました。

もう一回、何が自分たちの姿なのかというところをちゃんとしなければいけない。簡単に言うと、自分たちがボールを持つのに、逃げてしまって、止める、蹴る、運ぶ、外すという自分たちの忠実性がほぼゼロです。それをミーティングの中でしっかりと話をしてからトレーニングをやれば全然違うものになるのでね。そこのところは我々も何回も仕掛けていかないといけないし、彼らにその意識を持たせれば、一日でも変わることだと思うので。次の試合でトライしたいと思います。


—どういった変化が必要なのでしょうか?

今までとはまた違って、アプローチをどんどん変えているので。自分たちは相手に触れさせない戦いなので、そこのところを考えると、体を触られてばっかりのわけだから、相手のサッカーをやっているということ。自分たちの姿をどうするかと言った時に、自分たちの中の全員が自覚しないと。一人でも二人でもそこが違えば穴になってしまい、相手のチャンスになってしまう。忠実にやっている時間を90分どう続かせていくか。それは個人の持続力や認識力、技量も関わってくるので、そこに対してどんどん投げかけていかなければいけません。今日の練習でもだいぶおもしろいものが出ていました。それが本当の姿なので、そこのところをしっかりとどうやっていくか。それが次への一番の課題だと思います。


—守備においてボールにうまくアプローチできていない印象を受けます。どのような修正をしていく必要があるのでしょうか?

いつも言っている通り、攻守一体なので。あれだけボールを出して動かなかったら距離も離れてしまう。ボールを持つチームが、「取られて失点してしまう」ということがあってはいけません。取られることはあっても、失点してはいけない。つまり、崩していないということです。そこのところを忠実にやるには、頭を先取りしなければいけません。相手に体を触らせないということは、先取りをし続けないといけないということです。そこはまだまだ甘いところなので、これをチャンスだと思って、どんどん高めていきたいと思っています。


—長崎戦では普段やっていることを出せなかったのでは?

トライをしていなかったし、結果的に怠けてしまった。見ている人たちにとって、おもしろくないのは当たり前だったし、やってはいけないプレーもあった。そこは厳しくやっていかないといけない。強い集団になっていくためにはそれが大事なことです。


—16日にはルヴァンカップ第6節のG大阪戦を迎えます。

誰が出ても同じ目的を持ってやってもらいたいです。できるものとできないものを全部洗い出してほしいですね。全員が「これ以上もうできない」というところを見せてほしい。そうすれば、足りないこと、やらなければいけないこと、どう絡めるかが分かってきます。できるのであれば、自信を持って前に進むことが大事になります。チームではあるんだけど、いつも同じメンバーでやるわけではないので、基本に忠実に、個人を全力で出してほしい。それを見せてほしいですね。


—中断期間まで残り2試合となりました。

あれだけサポーターが応援してくれているので、我々は応えないといけないし、見せなければいけません。そのためには自分たちのできる100パーセントで挑んでいくこと。怖がるものはありませんから。挑まないことは失礼なことなので、水曜日も、次の日曜日もしっかりと挑みたいと思いますし、挑ませたいと思います。

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