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明治安田生命J1リーグ第12節 川崎F戦後 ブルーノ コンカコーチ会見

45月

5月4日(火・祝)、明治安田生命J1リーグ第12節が行われました。名古屋グランパスは等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦し、2-3で敗戦。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督に代わって指揮を執ったブルーノ コンカコーチがオンラインでの会見に臨みました。


ブルーノ コンカコーチ


結果としてトータルで見ると、奇妙な試合になってしまったという感想です。ゲームの戦い方として要所要所でファイトする部分では悪くありませんでしたし、しっかりと勝つためのプレーを常にやっていました。どのようなスコアになろうと、「試合をひっくり返すんだ」という気持ちでずっと闘っていました。ただ、失点の部分でなぜそのようなミスが出てしまったのか。今日の試合では3ゴールともそういうミスが出たと思います。そういったことが起こると、どれだけ気持ちの部分で充実していても、戦い方を考えながらプレーしていても、ミスをしてしまえば負けるのがサッカーなのだと。そういうゲームをしてしまったと思います。

 

ー選手交代後に2点を返しました。具体的になにが変わったのでしょうか?

ゴールを決める雰囲気は0-0の時、0-1とされた時にもありましたが、その中でなかなか決められませんでした。0-3となってから途中出場の選手が入ったことでフレッシュになった部分はありました。ただ、チーム全体としてそういうチャンスが全く見られず、途中出場の選手が入ってガラッと変わったかといえば、そうではありません。あのタイミングになって1点、2点と決めることができましたが、それが先制、または同点につながるような早い時間帯で決めていれば、もう少しゲームは変わっていたと思います。しかし、残念ながら同点に追いついてゲームを終えることができませんでした。方向性として、こちらがボールを持った時にしっかりとどう攻めるかは、悪くなかったのではないかと思っています。

 

ー今日は米本拓司選手、長澤和輝選手、稲垣祥選手の中盤3人を先発で起用しました。その狙いと評価を聞かせてください。

まずは中盤であまり主導権を(相手に)握らせすぎないようにすること。そこで主導権を握られてしまうと、やはり川崎Fが試合をとおしてずっといいプレーを続ける要因になってしまいます。しっかりと人数を増やして、相手とやり合うことを考えていました。こういう試合結果になったので、相手がどうこうという話ではありませんが、川崎Fはいつもと同じようにのびのびとプレーしている感じではなかったと思います。我々自身がミスをしたところで相手のチャンスになった部分はありましたが、ある程度のことはできたという評価を与えたいと思います。