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明治安田生命J1リーグ第19節 広島戦後 選手コメント②

144月
4月14日(水)、明治安田生命J1リーグ第19節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、1-0で勝利。試合終了後、丸山祐市選手、稲垣祥選手、吉田豊選手が試合を振り返りました。

丸山祐市選手


ー今シーズン初ゴールを挙げ、チームに勝点3をもたらしました。今の気持ちを聞かせてください。

素直にうれしく思います。もっと点を取れたら良かったですけど、しぶとく闘って相手の良さを消せたと思います。しっかりと勝ちきれて良かったです。


ーゴールシーンを振り返ってください。

マテちゃん(マテウス)からすばらしいボールが来たので、僕は当てるだけでした。また、1本目のコーナーキックでマークについている選手がボールウォッチャーになっていると感じていたので、うまく入れ替わって外すことができたと思います。


ー得点後にはゆりかごパフォーマンスを披露しました。

4月2日に生まれた子どもについて、取材時に皆さんに聞いてもらえなかったので(笑)。ここでパフォーマンスができて良かったです。


ー以前の取材で「ゆりかごパフォーマンスをしたい」と語っていました。

うまくカメラを見つけられなかった前節の大分(トリニータ)戦でやらなくて良かったなと(笑)。今日は(4月1日に第一子が誕生した)宮原(和也)選手も出場していましたし、ホームでファミリーの皆さんの前でパフォーマンスができたことをうれしく思います。


ーJリーグ記録となる連続無失点記録、連続無失点時間を更新しました。

記録が期待されているところもありますけど、僕たちは常にゼロで終わらせる、最悪でも勝点1をもぎ取ろうとプレーしています。チーム戦術としても守備を前提としながらプレーしていることが、この結果につながっていると思います。この守備を続け、そしてもっと点を取れるように攻守両面で頑張っていきたいなと思います。


ー前線からの守備と引いて守る守備をうまく使い分けている印象です。今日の試合での手応えはいかがですか?

今日はハマるシーンが少なく、手こずった部分もありましたが、最後のところで相手にやらせなかったという意味ではうまくやれていたのかなと。特に後半、どこでボールを収めるのかというところはチームとして向上させていかないといけません。厳しいゲームでは失点してしまう可能性が高くなるので、反省しなければいけないと思っています。


ー昨シーズンと比べ、守備面で上積みしたところ、向上したところは?

昨シーズンから在籍していた選手はもちろん、今シーズンから入ってきた選手もグランパスでのサッカーを早く吸収してくれたことでいい守備ができていると思います。


ー前半は敵陣でボールを奪う場面が多かったかと思います。

まだ映像を確認していないので、どのようにハマったのかわかっていない状態ですけど、前からの守備、敵陣での守備をもっと増やしていければと思います。そこは反省点です。


ー後半、相手に攻め込まれる時間が多くなりました。

相手が押せ押せになるというのは、今までの経験からもわかっていたことなので、割りきって守ろうとうまくシフトチェンジできたと思います。ただ、自分たちがボールを持つ時間をもう少し増やさないと、失点のリスクが高くなってしまうと思うので、そこは反省すべき点だと思います。


ー今日の試合で丸山選手のフィードにいろいろな意図を感じました。

正直、蹴らざるを得ない状況もあり、どこで起点を作るのか、手こずった部分はあります。周りの選手とポジショニングについてもっと話していかなければ、やられてしまう可能性があります。全員でいいポジションを取れていなかったと感じているので、フィードに関してはあまり良くなかったのかなと思います。


ーランゲラック選手とパス交換をするシーンが多くありました。最後尾でボールを動かすプランを持っていたのでしょうか?

僕がミッチの横にいることで相手のプレスが掛からなくなります。逆に相手が出てくれば、別のところにスペースが生まれます。相手が来れば空いたスペースを使うし、相手が来なければボールを運ぶ。個人戦術というか、そういう考えを持ってプレーしています。


ー次節は守備の堅いサガン鳥栖をホームに迎えます。意気込みをお願いします。

相手は手堅いチームなので、今日のように難しい試合になると思います。ホームの力、支えを受けて、また勝てるように頑張っていきます。

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