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明治安田生命J1リーグ第11節 湘南戦後 監督会見

198月
8/19(水)、明治安田生命J1リーグ第11節が行われました。名古屋グランパスはShonan BMW スタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利。試合終了後、グランパスを率いるマッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの監督会見に臨みました。
マッシモ フィッカデンティ監督


この試合の前に「どういう試合になるか」と言ったとおりの試合となりました。その中で、サッカーの世界では「敗れたあとにまた同じことはない」というのがよくあることですし、そういったゲームになったと思います。お互いが守り、ボールを奪ってからどうこうというよりも、まず変な失い方をしないこと。お互いに隙を作らない攻め方、守り方からどちらも入ったゲームでした。


前半は、こちらの作戦としては外側でしっかりと形を作り、FW2枚でスタートしました。そこへクロスを入れるゲームを今日は狙いましたが、しっかりと抑えられてしまいました。後半はよりボールをつなぎ、どういったサッカーをできるかと考えましたが、そこも相手がしっかりと潰してきました。我々もボールを失ったところで相手のチャンスになるというリスクがなるべくないように闘いましたし、我慢比べのようなゲームだったと思います。

 

ー最初の決定機がセットプレーで、最後に得点を決めたのもセットプレーとなり、セットプレーからのチャンスが多いゲームだったと思います。今日の試合でセットプレーの精度、評価をお聞かせください。

セットプレーも攻守において、たまたまという位置付けにしないよう取り組んでいます。我々はそれをいかす選手がそろっています。中で合わせる選手がいれば、いいボールを蹴られるキッカーが何人もいますし、キッカーによって球種がありますし。セットプレーからたまたま奪ったラッキーなゴールではなく、武器を持っていたと自分たちで認識しています。

 

ー間延びする時間も多いように感じました。

前節より今節のほうがコンディションはいいのではないかと考えていましたが、プレーを見て、ここまで疲労を感じたゲームは今までありませんでした。その中で選手たちは、そのことを計算した上でどういう戦い方をすればいいのか、どういうリスクを冒すといつも以上に危険になるのかということを考えながらプレーしてくれました。7、8人はずっと試合に出ている選手もいましたが、とにかく今日は勝って終わることができました。そういった選手に頑張ってもらいながら何を試したかったかというと、1試合1試合、勝つためにその時点で出場できる選手の中からベストな選手を選ぶということ。10試合を終えて勝ち点が20です。1試合1試合ごとに悪くないと思いますし、今日も粘りながら勝ち点3を奪いました。今のところは、やった分だけ、やった甲斐があったと思いますし、選手たちも心地よい疲労を感じていると思います。その状況でうまく回復させながら、また次の試合への準備をしたいと思います。