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明治安田生命J1リーグ第8節 柏戦後 選手コメント①

18月

8/1(土)、明治安田生命J1リーグ第8節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで柏レイソルと対戦し、0-1で敗戦。試合終了後、石田凌太郎選手、中谷進之介選手が試合を振り返りました。


石田凌太郎選手


ープロ選手として初めてJリーグのピッチに立ちました。いかがでしたか?

監督に求められていた縦に仕掛けるという部分で、数は少なかったですがチームにスピーディーさを戻せたと思います。個人としては初めてのチャンスだったので、目に見える結果を残したかったという想いが強いです。悔しい反面、今後に向けて楽しみな部分も増えました。今日Jリーグのピッチに立てて、より成長したいと感じました。


ー緊張しましたか?

緊張というより、ワクワクする気持ちのほうが強かったです。15分くらいの時間でしたが楽しかったです。こういうワクワク感をもっともっと増やせるようにしたいですし、アカデミー出身選手としてグランパスファミリーの皆さんの前でもっと輝いている姿を見せたいです。


ー一番目指したいのはゴールでしょうか?

そうですね。若い選手としてより元気なプレーを見せることが、チームやファミリーの皆さんが期待してくれているところだと思います。監督に求められていることもゴールという部分が強いと思うので、1日でも早くゴールを決められればと思います。


ーどのようなことを狙ってプレーしていましたか?

縦に仕掛けることが自分の特長なのでそこを意識していました。入った時間も残り15分くらいだったので、相手の足が止まっているというのもわかっていました。その状況でなにができるかなと思っていたんですが、あと一歩が足りなかったと感じました。


ー今日の試合を受けて、今後伸ばしていきたい部分や意気込みをお願いします。

縦に仕掛ける部分がプロの世界でも通用すると改めて感じることができましたし、そのあとになにができるかというのが今日見つかった課題でもあります。目に見える結果を残すと言いましたが、今日はシュートが0本なので、まずはシュートを貪欲に狙うことが大事になると思います。攻撃に対してなにができるかが必要だと思うので、トレーニングからもっともっとゴールを意識してやっていきたい思います。


ー今日の試合に向けてどのように気持ちを作ってきましたか?

今シーズンが始まった時にケガで出遅れてしまったので、監督にアピールする機会が少なく、いつチャンスが来るか待ち遠しかったです。僕としてはベンチに入った時からいつでも準備できていましたし、今日はチャンスが来るだろうと思ってアップをしていました。そういった中で結果を残せなかったのは悔しい部分です。


ー選手寮のスタッフから新型コロナウイルスの感染者が出るなど、練習に参加できない日もありました。そういった部分で難しさはありましたか?

サッカーから少し離れてしまい、そういった経験をしたことがなかったので難しい部分はありました。ただ、もう一回サッカーに対する気持ちを整理できましたし、翌日の練習に参加した時にサッカーに対する気持ちの強さを感じることができました。寮で待機した1日はプラスに捉えられると思います。


ースタジアムのピッチに立った時、ファン・サポーターからの拍手や声援は聞こえましたか?

先輩の成瀬竣平選手はスタメンでピッチに立っています。アカデミー出身の選手がどれだけピッチに立てるかは、グランパスをより大きくさせるために重要なことだと思います。グランパスアカデミー出身の選手がチームへの強い気持ちを持ってJリーグのピッチに立って闘うことが、グランパスへの恩返しになると思います。それが自分の成長にもつながると思うので、それらをより意識できたらと思います。


ーアカデミーで同期の選手が大学サッカーでスタメンで出場しています。お互いに刺激し合っている部分はありますか? また、今日デビューしたことは公式戦から遠ざかっている後輩たちへの大きなメッセージになると思います。

僕より先に同期が大学でデビューしていることは刺激になっていました。立場は違いますけど、僕もやっとデビューすることができました。(田邉)光平や(牛澤)健は中央大学で主力として試合に出ているので、その2人より早く目に見える結果を残したいという気持ちが強いです。ユースの選手たちとは、寮で一緒に生活している選手もいます。すごく楽しかったユースの3年生の時のことを思い出すと、すごくかわいそうだなという気持ちが強いです。僕たちはサッカーをできている立場として、アカデミー出身の代表として、ユースのみんなに少しでも勇気を与えることはもちろんですし、通常のプレミアリーグとは違った形になりますが、9月からリーグ戦が始まります。そこでより一層輝いてもらうとともに、プロの世界で一緒に闘えることをすごく楽しみにしています。この半年間は無駄ではないと思いますし、9月のリーグ戦に向けて取り組んでもらいたいと思います。


ーアカデミー出身で、地元愛知県での初出場でした。家族や友人から連絡はありましたか?

家族は豊スタまで足を運んでくれていたので、結果を残したい気持ちが強かったです。またチャンスは来ると思うので、家族の前で輝いている姿を見せられればと思います。


ーJリーグでの目標を聞かせてください。

チームとして頂点を狙っているのは間違いないです。そこでアカデミー出身の選手がよりチームに貢献できれば、必ず結果がついてくると思います。まずは1日でも早くJ1初ゴールを決められるように、トレーニングからしっかり取り組んでいきたいです。


ー8月はルヴァンカップとリーグ戦が続きます。次節への抱負をお願いします。

総力戦になると思います。ルヴァンカップは若手がアピールするために大事な大会だと思うので、期間は短いですけど、しっかり準備して臨みたいです。

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