4月6日（金）、翌日に迫った明治安田生命J1リーグ第6節の北海道コンサドーレ札幌戦に向け、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。5日（木）のトレーニング終了後、選手たちが札幌戦への意気込みを語っています。櫛引一紀選手、ジョー選手、和泉竜司選手のコメントをお届けします（写真は公開練習時のもの）。

—古巣との対決となる札幌戦が近づいてきました。

（札幌との）試合に出ることを目標にやっていたので、すごく楽しみです。札幌以外のチームに所属したことがなかったので、他のチームのユニフォームを着て、札幌ドームで試合をする感覚は分からないですね。去年もずっと札幌の試合は見ていて、今でも気になるチームです。名古屋の一員として絶対に勝って、なおかつ自分もいいプレーをしてチームの勝利に貢献できたら最高です。

—札幌でチームメイトだった選手たちに、櫛引選手のプレーで変化した、成長したと感じてもられる部分はどの辺りにあると思いますか？

どうですかね（笑）。人の目は分からないですけど、自分にできることを一生懸命やって、試合が終わった後にそう思ってもらえたらうれしいです。

—今シーズンの札幌をどのように分析していますか？

GKからしっかりボールをつないでいますよね。今までの札幌とは全然違うやり方だと思います。ミシャ（ミハイロ・ペトロヴィッチ）さんが監督になって、面白いサッカーができているのではないかと思います。

—約1カ月の間、勝利を逃しています。練習において課題を修正できている実感はありますか？

（和泉）竜司たちが戻ってきたので、ボールはしっかり回ると思います。今週はシュート練習をしていましたけど、ゴールを決めきるところが大事になると思います。

—札幌戦ということで、プレー面で意識することはありますか？

プレー面では普段の試合と変わらないと思います。僕らがゼロで抑えたら、前の選手は個人技もあるので、絶対に点を決めてくれます。後ろがしっかり守りきれれば勝てると思います。鳥栖戦の反省を生かして、絶対に失点しないようにしたいです。

—失点する試合が続いていますが、守備に関して変えなければいけないと感じていることはありますか？

やれているところはやれています。そのやれているところを、90分間通してやり続けることが大事になります。（菅原）由勢とよく喋りながら、ラインコントロールはうまくできていると思うので、それを90分間続けることが重要だと思います。

—対戦が楽しみな選手を教えてください。

僕の高校の先輩であるボランチの深井（一希）選手や宮澤（裕樹）選手、同い年の福森（晃斗）との対戦が楽しみですね。

—前線にはジェイ選手やチャナティップ選手といった強力な外国籍選手がそろっています。どのように抑えるイメージを持っていますか？

チャナティップ選手は試合を見てもすごくうまいですよね。ターンが鋭いイメージがあります。三好（康児）選手や駒井（善成）選手は1人で局面を打開できるので、彼らにやらせないことが大事になります。ジェイ選手はすごく強くて、クロスを上げられると簡単に勝てないと思うので、ボールが来る前にしっかり体を当てて、自由にさせないようにしたいです。今までずっと一緒にやってきたので、僕としては都倉（賢）選手にも出場してほしいですね（笑）。

—練習の中でジョー選手とマッチアップしていることが、ジェイ選手との対戦でプラスに働く印象はありますか？

ジョーの方がもう少し動くイメージがあるますけど、同じようなタイプなので、プラスになるかもしれませんね。ジョーの場合は、先に体を当てても跳ね返されるので難しい部分はありますけど。1人がやられてもみんなでカバーする意識を持てば大丈夫だと思います。

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