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明治安田生命J1リーグ第21節 浦和戦後 監督会見

48月
8/4(日)、明治安田生命J1リーグ第21節が行われました。名古屋グランパスは埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦し、2-2で引き分け。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。
風間八宏監督


前半は素晴らしい出来だったと思いますが、やはり仕留められなかった。本当に何度もチャンスがあったので、そこは残念です。それから後半のところで苦しくなりながら、自分たちの判断でプレーを続けました。ですが最後、自分たちで時間を使ってコントロールすることができなかった。本当にもったいない結果だったと思います。それでも、選手はしっかり闘ってくれたと思います。


―今の話にもありましたが、苦しくなった後半に3人の選手を交代しました。その意図を聞かせてください。

(宮原)和也と(吉田)豊、その2人は状態が良くなく、そのまま続ければ足を痛める可能性があったため、そこで代えるしかありませんでした。そういう意味ではいない選手がいる状況で、みんながうまくやりくりしてくれたと思います。


―セレッソ大阪戦から比べると、チームの状態は良くなっていると思います。しかし、ここ2試合ともに終盤に追いつかれての引き分け。自分たちのスタイルを継続することは大切だと思いますが、現状を打破するためになにか考えていることがあれば教えてください。

打破するということで一つは、チャンスはある。そこで決めるかどうか。我々がやることは、もっとチャンスを作ること。それから、今日の場合は例えば、時間を使うということ。厳しい戦いで相手も来ているわけですから、そこは自覚の問題だと思っています。


―後半は自陣でのプレーが増えました。そこには選手自身の判断もあったと話をされましたが、もう少し自分たちでボールを持って攻めたかったという思いもあるのではないでしょうか?

もちろんそれはそうですが、相手が前へと来たこと。それからまだまだ自分たちで思った通りにできていない。それはなにかと言うと、選手の中では試合にこれまで出ていなかった選手もいますし、アクシデントもあります。いろいろなことにトライしなければいけない時期であり、シーズン最初の頃とは違いますね。中央の選手が(ケガで)いませんし。ですから、そこのところでもう一度トライしている状況ですし、我慢しながら試合をして、自分たちでまた盛り返せるようなトレーニングをしていきたいと思います。


―決定力の話をされました。今日の試合を見て、守備においてボールに対する粘りが足りないようにも感じました。これが現在の大きな問題なのではないでしょうか?

後半はしっかりよく守っていたと思います。(攻守を)別々に考えるのではなく、悪いリズムの時にどう判断するか。これをトレーニングでもしてきましたし、選手はいい判断をしていたと思います。ですが、自分たちが本来やるべきことは、前半でもっと決めていれば。チャンス、決定機は決めなければいけないので、そういう部分ではもったいない試合だったと思います。失点のところも、自分たちがボールを持っていたところからやられているので、そういうところのミスを含め減らさなければいけないと思います。