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【インタビュー】エドゥアルド ネット「光を見出す開拓者」

317月

“仕掛け”に優れるゲームメーカーが調子を上げてきた。

コンディションの向上とともに持ち味である配球の鋭さが増し、

崩しの局面における速さと迫力は格段に高まった。

「僕のパスから“なにか”を生み出すことができればうれしい」

相手の守備網を無力化する極上の縦パスが、反転攻勢の呼び水となる。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




ブラジルでの治療を終え、5月21日に来日しました。約半年ぶりに合流したチームには、どのような変化を感じましたか?

エドゥアルド ネット(以下ネット) 昨シーズンと比べて、テクニックの面で大きくレベルアップしたと感じました。リーグ内でのグランパスの立ち位置も、大きく変わりましたよね。まさにそれはチームの変化、前進を裏づける証拠だと思います。個人的には長くチームを離れることになってしまったのは非常に残念でしたけど、しっかりとケガの治療をしてチームに復帰できたことはすごく良かったと思っています。


来日後はコンディショニングに努め、約1カ月後の6月26日に行われたルヴァンカッププレーオフステージ第2戦のベガルタ仙台戦で公式戦復帰を果たします。

ネット 実戦復帰を果たすタイミングについては、もう少しあとになる予定だったんです。想定よりも早く復帰できたことはうれしく思いましたけど、仙台戦での出場を告げられた時は、正直に言って不安を感じました。「もしかしたらまた痛みが出てしまうかもしれない」、「チームの流れに入っていけないかもしれない」と、そういった心配があったんです。


復帰戦でのパフォーマンスはいかがでしたか?

ネット 思っていた以上にプレーできたと感じました。試合の流れにもしっかりついていけたと思いますから。もちろん、まだまだ向上させていくべきところは多いと感じましたけどね。


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