7/20(土)、明治安田生命J1リーグ第20節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでガンバ大阪と対戦し、2-2で引き分け。試合終了後、中谷進之介選手、和泉竜司選手が試合を振り返りました。
中谷進之介選手
ー今日のゲームを振り返ってください。
初めてスタメン出場した藤井(陽也)がチームを勇気づけてくれたと思います。チームとしてはかなり割りきって引きました。ただ、最後のところで失点してしまったのはもったいなかったと思います。
ー守備面で手応えを感じられた部分も多かったのでは?
現実的な闘い方をするという部分では手応えはあったのかなと。ただ、先制点を取れたのに早い時間で失点してしまったこと、最後の最後で決められてしまったことはすごくもったいなかったと思います。
ー前から圧力を掛けるか、自陣に引くかという判断に関しては、これまで課題として挙がっていた部分です。
そうですけど、1失点目も遠藤(保仁)選手が高い位置でボールを持っていたのにプレッシャーを掛けられず、ハイラインになってしまって。オフサイドかどうか微妙なところでしたけど、あの場面ではもっとはっきりさせなければいけなかったと思います。後半のようにもっと引いても良かったのかなとは思いますね。
ー引いた時のプレッシングに修正すべき点があったと。
今日に関しては遠藤選手からボールが出てきたので、もっとそこに行くべきだったのかなと思います。ハーフタイムには「遠藤選手に気をつける」ということと、「もう少し前から行けるなら行こう」という指示がありましたけど、それを前半からやるべきだったと思います。
ー引いて守備をする時間帯がありながらも、自分たちでボールを保持して主導権を握ろうという意図が見られました。
ある程度ボールを持つことができて、自分たちの時間を作ることはできたと思います。ただ、4万人を超える観客の皆さんに楽しんでもらえたかというと……そういう中で試合をするならしっかりと勝たないといけません。勝利を届けられたなかった自分たちにふがいなさを感じていますし、すごく申し訳ないという気持ちがありますね。
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