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明治安田生命J1リーグ第4節 川崎F戦後 選手コメント②

193月

3/18(日)、明治安田生命J1リーグ第4節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで川崎フロンターレと対戦し、0-1で敗戦。試合終了後、佐藤寿人選手、和泉竜司選手、菅原由勢選手が試合を振り返りました。


佐藤寿人選手


―ホームで悔しい敗戦となりました。試合の感想を教えてください。

昨シーズンのJ1チャンピオンが相手でした。セットプレーから失点するまでは、どちらが勝ってもおかしくないようなゲーム内容だったと思います。チームのギアを上げることを意識して試合に入りましたが、なかなかギアを上げるところまでは至らなかったです。チャンピオンチームが相手でしたけど、自分たちはもっとやれるというところを見せれたのではないかと思います。もう少し明確なアクションを見せることができれば、もっとチャンスを作れたと思います。


―J1王者を相手に、どのような手応えを感じましたか?

相手がボールを持っている時にしっかりとオーガナイズされた守備をすることができました。ボールを持った時は、川崎相手にも自分たちのやるべきことをしっかりできたと思います。ただ、アタッキングサードに入った時の状況判断やフィニッシュの精度は足りないものがあったのも事実です。そういった小さな部分がゲームの結果を大きく変えてしまいます。特にJ1では、攻守の両面において小さな差が大きな結果になっていく。そこはチーム全員で突き詰めてやっていかないといけないです。まだ4試合を終えたところですが、手応えと課題は見えてきているので。そこを全員で取り組んで、もっと質を高めていきたいです。昨シーズンのチャンピオンが相手でも、このようなゲームができましたが、自分たちはもっともっとやれると思います。それを信じてやっていきたいですね。


―試合の終盤に、太ももあたりにテーピングを巻いていました。どのような状態ですか?

軽いハリが出たので。大事にならないように、圧迫しながらプレーを続行したという形です。それほど問題ではないと思います。


―J2からJ1に復帰し、ここまでリーグ戦4試合を終えました。チームの雰囲気はいかがでしょうか?

自分たちがやってきたことをさらに高めていければ、J1の舞台でもやれるのではないかという手応えを感じています。しかし同時に、もっともっと細かいところの精度を高めていかなければ、ゲームの結果を大きく変えるということには至らないと思います。ただ単にJ1でプレーするという訳ではなく、その先を追い求めてやっていかないといけないです。サッカーをやっている以上、満足するということはありません。常に学ぶ姿勢を持っていたいですね。チーム内の競争など、いい雰囲気でトレーニングができています。監督が常日頃言っている、「うまさと強さは同じ」ということを、結果として表現していけるように、高めていきたいと思います。


―次節の鳥栖戦に向けた意気込みを聞かせてください。

インターナショナルウィークで期間が空きます。そこでトレーニングを重ねて、チームとしてもっといい状態で鳥栖戦に向かっていけるようにしたいです。アウェイですけど、勝ち点3を取ってホームに戻ってきたいですね。また全員でやっていきたいです。


―J1歴代最多得点者である大久保嘉人選手と歴代2位の佐藤選手の対戦という側面もありました。

今日のメンバーリストを見て、サブにJ1で一番多く点を取っている選手と、2番目の自分が控えているという状況でした。今日は彼が途中から出て仕事をしましたし、まだまだ第一線でやれる選手だと思います。そういう意味ではいい刺激です。また、ヨシ(大久保嘉人)だけでなく、先輩の(中村)憲剛くんもスタメンでバリバリ頑張っているので。実績のある選手がそうやって頑張っている姿は非常にいい刺激を与えてくれるので、自分もまだまだ欲を持って、結果を出せるようにやっていきたいと思います。

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