ー仙台との第2戦を迎えるにあたり重要なことは？

すべての試合がそうですけど、自分たちが最初のチャンスをもらっていながらそれを決めずに苦しくなっています。そこはもう、2－0という前提があるからじゃなくて、やっぱり自分たちが主導権を握らないといけません。もっと楽にサッカーができるはずなのに、そこで自分たちを苦しめているところがあるんでね。やはり最初のチャンス、あるいは先制点を取るということはすごく大事じゃないかなと思います。

ー昨日は選手同士で話し合いを行いました。頭を整理した後の今日の練習はいかがでしたか？

彼らだけに頭を整理させているわけじゃないですよ。彼らの中で思っていることはどういうことか。うちの場合はみんな目がそろっているので、いろんな話が出るというよりも共通点をお互いに理解し合うというところですね。そういう意味ではいつも通りですよ。昨日はリフレッシュという意味もあって、ああいう形でやりました。

ー自主的な取り組みが必要だったということでしょうか？

ずっとそうやってきていますよ。でも、チームはどんどん変化していて、そこで自分がやってきたものに慣れてしまうと、必ずギャップができるので。そういうところをみんなで話し合うことで、また確認できるんじゃないかなと。自分たちが今、どんなところにいるのか。1人ずつ話をすると、意外と明確に見えることがあるんです。もちろん、ミーティングで明確になるんだけどそれだけじゃなくて、自分たちがそうやって考えたらまたおもしろいこともある。試合での出場時間は違うけど、そういう中でみんなが一つになるというのはいいことだと思います。

ー第1戦では経験豊富な選手たちがいいプレーを披露しました。

みんないい状態だと思います。いい状態の中でも調子の波がある選手もいますけど、この前はベテランだけじゃなくて、自分たちが何をするべきかということにしっかりと取り組んでくれました。いいゲームができたと思います。今回もそうしてもらいたいなと思いますね。

ー仙台とは6月1日にアウェイで対戦しました。試合環境についても選手たちに意識させていますか？

もちろんです。もうわかっていると思いますけどね。たぶん水もまかないだろうし、芝も長いと思います。そういうところもイメージしながらですね。

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