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本日5月24日（金）、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第13節の松本山雅FC戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

風間八宏監督

―水曜日のルヴァンカップから中3日でリーグ戦の松本戦を迎えます。チームの状態はいかがですか？

いつも通りだね。特別なことはない。

―暑くなってくると、選手たちのコンディションも上がってくるのでは？

急に暑いからね（笑）。少し風もあったけど、そんなに急に慣れるわけではないから。まあでも、よくやっていたと思います。

―ジョー選手の状態が気掛かりです。今日の練習に参加していましたか？

やっていない。少し時間が必要な感じがするね。

―ジョー選手の代役となる選手に期待が懸かります。

今まで通りで、そこで出た選手が個性を出してやってくれればいいと思います。ジョーにはできるだけ早く帰ってきてもらう。そこまではチームでやっていかないといけないところ。それから彼本人もそうだしね。他の選手は自分の特長を出してくれたらいい。全く別のものが出てくると思うので、それはそれで楽しみにしています。

―選手同士のさまざまなバリエーションによる攻撃が生み出されると。

みんな全然特長が違うから。特長を出すのがうちのサッカーだから。この中で自分の特長を出してくれたら、誰が出てもいいと思います。

―マテウス選手が2試合連続で得点を記録したり、赤﨑秀平選手が1試合で2得点をマークしたりと、選手それぞれに勢いが生まれています。監督はその勢いをどの程度見ているのでしょうか？

勢いというよりも、どれだけチームの中に入れるか。90分間、あるいは今の速い自分たちのテンポの中にどれだけ入れるか。点を取るというのは、チームで取るわけだから。もちろん点を取っている選手たちの最後のフィニッシュはいいと思うんだけど、それだけじゃないところは山ほどあるので。そういう意味では一番チームの中の流れがスムーズにいくところ。あるいは本当だったらチャンスになってもいいところを潰しているところもあるのでね。そういう意味では、一つの数字ではなくて、一番はチームの中にどう流れを持ってこられるか。あるいはそこの中に入れるか。そこが一番大事なことだと思います。

―相手のスタイルを考えると、フィニッシュが大事なゲームになるのでは？

それはずっとそうだね。この前のゲームもそうだけど、フィニッシュをしっかり決めていれば楽になるし。決められなければ大変になる。これまで、自分たちの中で決定的なチャンスが何本もできているわけだから。そこをしっかり仕留めきれるかどうか。それがすべてだと思います。

―チャンスのつくり方は進歩していますか？

選手が変われば個性が変わるので。今まで通りでいいよね。これ以上、何十回増やすんだという話だから。もちろん、チャンスはもっともっと増やす。それはいつも通りのテーマだし。あとはフィニッシュ。神戸戦もそうだけど、しっかり先に入れていれば、ゲームは変わるのでね。そういう意味では仕留めることはすごく大事になると思います。そうすればチャンスも増えるしね。

―チャンスは高めに安定して作れている印象ですか？

ずっとやっているテーマだから。チャンスをゴールに変えられればいい話。それがしっかり入って、また次のね。そこでやり続けることはだいぶできるようになってきているけど。それができれば、ゲームは全く違ったものになるのでね。そうすれば引き分けじゃなくて、3−0で終わるようになるかもしれない。そういうところで言えば、内容はどんどん良くなってくるけども、90分の中でしっかり勝つという意味では、そういうところのポイントはあるのでね。そこは選手に期待するしかないし、選手に期待しています。

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