NGE

【インタビュー】菅原由勢「情熱と笑顔のムードメーカー」

235月

ピッチ上では気持ちのこもった守備で味方を鼓舞し、

ピッチを離れれば底抜けの明るさで周囲を笑顔にする。

菅原由勢は自他ともに認めるムードメーカーだ。

チームの空気に敏感なのは、誰よりも勝利を考えるからこそ。

持てるすべてを出し尽くし、世界との闘いに挑む。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




FIFA U-20ワールドカップポーランド2019に臨むU-20日本代表に選出されました。発表から数日が経過した今の心境を教えてください。

菅原 ワールドカップは誰もが経験できる舞台ではないので誇りに思います。「日本を背負う」という想いが日に日に増していますね。チームメイトを含めていろいろな人から「おめでとう」と言ってもらえるということは、この大会が多くの人に知られていることを表していると思います。責任感を持ってプレーしていきたいですね。


チームメイトからアドバイスをもらいましたか?

菅原 はい。赤﨑(秀平)選手や千葉(和彦)選手から、「この経験は必ず成長につながるから、まずは試合に出れるように頑張れ」や、「感じたことを忘れないように」と言ってもらいました。


大会に臨むU-20日本代表のスタイルをどのように捉えていますか?

菅原 「どこよりも速い切り替えをする」、「どこよりも走って戦う」、「どこよりもコミュニケーションを取る」という三つの大きなコンセプトを掲げていて、これをベースとしたサッカーをしています。技術的なことではないかもしれませんが、このコンセプトは日本人の良さを表していると感じています。それを表現していくことは、国際大会で結果を残す上で重要な要素になると思いますね。

(残り: 5062文字 / 全文: 5752文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。