5月20日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、長谷川アーリアジャスール選手、和泉竜司選手、赤﨑秀平選手が取材に応じ、5月22日(水)に行われるJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節のヴィッセル神戸戦に向けた意気込みなどを語りました。
長谷川アーリアジャスール選手
ー22日の試合は総力戦となりそうです。
勝てば上がれるというシンプルな条件なので、勝ちにこだわっていくことが重要になってきます。ほかのチームに関係なく、自分たちが勝てればなと思っています。
ーメンバーが入れ替わった中での練習はいかがでしたか?
そこまで違和感はないですよ。もともとボランチをやっていましたし、その位置で出られればそれなりのパフォーマンスやクオリティーを見せなければいけないなと思います。
ー今シーズンはここまでFWとしてプレーしてきたわけですが、神戸戦はボランチとして出場する可能性もあります。プレー面に関して、どのあたりに違いがあるのでしょうか?
守備で言えば、前が(プレスに)いった次のところを狙うというところですね。攻擊で言うと、最前線だとゴール前での決定的な仕事を求められますけど、ボランチであればそこにいくまでのパスであったり、試合展開を見たプレーが多いと思います。そのへんは意識しながら、というところですね。
ー昨日の練習は強度、質ともに高かったように思います。
「止める」、「蹴る」も含め、“速さ”というところを意識して、狭いコートの中でなるべく前に向かっていく練習でした。フロンターレ戦を受けてというわけではないですけど、自分たちのスピードが上がってきているし、自分たち次第でいろいろなことができるようになってきているので、そういうところも見据えての練習だったと思います。そこの意識を持ってやらないと、今のグランパスで試合に出るのは難しいと思いますね。
ー川崎F戦はチームを加速させるためのゲームになったのでしょうか?
それがすべてとは思っていないですけど、ああいう試合ができたというのはプラスになると思います。ただ、あそこで勝ちきるとか、もっと質の高いプレーができたとも思いますね。これからの練習だったり、試合で出していければ、選手としてもっと伸びるし、さらに高いレベルにいけると思います。
ー勝てば突破が決まる状況において、特別に意識することはあるのでしょうか?
いつも通りだと思いますよ。ただ、勝たなくてはいけないというのはあるので、より攻撃的にというか、ゴールを目指していかなければいけません。いつも勝ちにいくためのサッカーをやっているから、「ああしなくてはいけない」というのはないですけどね。
ー水曜日に試合を闘うことで、コンディショニングにおいて変わってくることはありますか?
それはないですね。目の前にある試合に向けて全力を出すことが大事なので、リーグだからとかルヴァンだからというのはあまり意識していないです。自分をしっかりと見せること、チームが勝つためになにができるかということにこだわってやれればいいと思います。
ー監督は「選手たちは試合をやりたくて仕方ない」と言っていました。
そうですね。チームが今いい状況にあるということもそうですし、おもしろいサッカーが見せられるようになっていることが自信につながっているというのもあります。練習もいい雰囲気でやれているので、この流れを崩さずに上にいって、リーグでもルヴァンでも優勝を目指せるようにやっていければいいと思います。
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