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明治安田生命J1リーグ第12節 川崎F戦後 選手コメント②

175月
5/17(金)、明治安田生命J1リーグ第12節が行われました。名古屋グランパスは等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦し、1-1で引き分け。試合終了後、前田直輝選手、ジョアン シミッチ選手、長谷川アーリアジャスール選手が試合を振り返りました。

前田直輝選手


ー試合を振り返ってどのような印象ですか?

「たられば」になりますけど、「決めていれば」という試合だったと思います。


ーボールを握るチーム同士の対戦となりました。難しさはありましたか?

川崎さんは相当に強いチームですし、難しいゲームになることはわかっていました。でも、それは自分たち次第で変えられるということもわかっていました。


ー試合状況をベンチではどのように見ていましたか?

前半はお互いにコンパクトを保っていて難しい試合だなと思っていましたけど、後半は意外とオープンな展開になってきて、お互いに惜しいシーンもありました。「仕掛けるスペースはあるな」と思いながら見ていたんですけど、(ピッチに入ってから)それをワンプレー目で出せたのかなと思います。


ーどのような意識を持って仕掛けていきましたか?

縦に行こうと思う中で、2人の選手がマークをしてきました。チャレンジ&カバーがしっかりとできているという印象を受けたこともあり、相手の背中を突くために中に行ったりもしましたね。縦に抜けたシーンでは決めなくてはいけなかったですね。


ー特に後半は相手を押し込んでいました。

オープンな形になれば、うちには仕掛けられる選手、ボールを持てる選手が多いんでね。押し込めたとは思いますけど、僕を含めて決めきらなければいけません。


ー仕掛ける意志を持ち続けた結果なのでしょうか?

監督も「大胆に、冷静に」とよく言いますけど、みんなが大胆に仕掛けていったり、クロスを上げたり、シュートを狙っていたと思います。そういうプレーが増えてくれば相手のディフェンスラインも下がりますよね。いい意味で押し込むことができていたと思います。


ー川崎を相手に、グランパスのスタイルを表現することができたゲームだったのでは?

去年は歯が立たなかった印象ですけど、今日はそうではなかったというか、むしろ取りこぼしてしまったゲームでした。そういう意味では僕らも頂点を狙える位置にいることを再確認できたと思います。


ーリーグ戦では6戦負けなしという状況で、26日に古巣である松本山雅FCと対戦します。

6試合負けなしと言っても、勝ち点を取りこぼした試合もあります。そういうところで勝ち点3を取れるようにまた努力するだけですね。松本に対して特別な想いがないと言えばウソになりますけど、1試合であることに変わりはありませんし、目の前の敵に勝つことだけを意識して準備したいなと思います。


ー松本戦で警戒すべき点は?

ソリさん(反町康治監督)なので、なにをしてくるのかわからないというのが正直なところですね。守備がしっかりとしたチームなので、崩すのは難しいと思いますけど、僕も含めていいコンビネーションを見せられればいいなと思います。


ー松本戦は楽しみにしていますか?

去年、途中で名古屋に移籍した中でJ1昇格を果たしたチームです。松本では結果を残すことができなかったですけど、恩返しというか、そういうところは楽しみにしています。サポーターも含めて相手をリスペクトした上で、本気で勝ちにいきたいと思います。

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