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5/15(水)トレーニング後コメント

155月

5月15日(水)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、米本拓司選手、吉田豊選手、和泉竜司選手が取材に応じ、5月17日(金)に行われる明治安田生命J1リーグ第12節の川崎フロンターレ戦に向けた意気込みなどを語りました。


米本拓司選手


―前節は選手の距離感が良かったと感じました。チームの変化を感じていますか?

開幕当初からそれはチャレンジしていることなので、それがうまくハマった試合だったかなと思います。毎試合あのように戦うことが理想ではありますけど、あんな試合ができるのは年に数回しかないと思います。そういう意味では、あれができなくなった時になにができるか。それが大事になってくると思いますね。


―前節ではマテウス選手が今季初のスタメン出場となりました。

今のチームは誰が出ても結果を残せるだけの実力があると思うし、そういう雰囲気が今この順位にこのチームがいるということだと思います。誰が出てもそういうサッカーをするというのは変わりないし、それを追い求めてやっています。「(和泉)竜司だから」とかではなくて、出た人でそういうサッカーをやっていくのが大事だと思います。


―米本選手の守備面の貢献が目立っています。それがリーグ2位という結果の一端を担っているのでは?

前線の守備というのは、僕だけではなくて、アーリアさん(長谷川アーリアジャスール)とかジョーとかサイドハーフに入った選手が頑張ってくれています。みんなが僕のところで取りやすくしてくれているという実感がありますね。サッカーは一人ではできないし、僕一人ではボールを取れないので。僕というわけではなくて、チームとして共通意識があるからこそボールを取れていると思います。チーム全員で闘っているという感覚があります。全員が同じベクトルを向いているので、こういうサッカーができていると思います。


―FC東京の選手として戦っていた時の川崎Fの印象は?

めちゃくちゃボールを回されて、こっちは後ろに引いて、カウンターで一発を狙うというのが戦い方でしたね。それでセットプレーから得点を奪うという、堅いサッカーをやっていたかなと思います。


―現在はジョアン シミッチ選手、横浜FMの畠中槙之輔選手に続き、リーグ3位のパス数を記録しています。チームのスタイル、自身の役割が変化した中で、川崎Fと対戦することになります。

自分がパスを共有できているかと言われると、正直クエッションマークです。僕はジョアンに預けることが多いので、自分から攻撃が始まっているという感覚はないですね。(自分のパス数が増えているのは)チームカラーだと思います。周りのサポートもたくさんあるので、当てるところがたくさんあるという理由もある。とはいえ、必ずしもその戦い方が正しいかはわからないですよね。東京の戦い方を否定するつもりもありません。ただし、「ボールをいっぱい触ることでうまくなる」というのは、確かにそう思います。今はそれを実感しながらやれています。


―うまくなったという手応えを感じているのですか?

うまくなったかどうかはわからないですけど、確実に練習でボールを触る回数は増えています。うまくなったと判断するのは周りの人だと思いますし、自分でうまくなったと思ったら、それで終わりだと思います。まだまだ成長したいという気持ちでやっていきたいですね。


―次節は同スタイルと言われることの多い川崎Fとの試合です。大きな意味を持つ試合になるのではないでしょうか?

自分たちのチーム力を図るという意味合いの試合になると思います。34試合のうちの1試合ではありますけど、大事であることは間違いないと思いますね。重要な試合だと自分の中でも思っているので、そういう相手に勝つことができれば自信になると感じています。

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