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明治安田生命J1リーグ第12節 川崎F戦 前々日監督会見

155月

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本日5月15日(水)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第12節の川崎フロンターレ戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


風間八宏監督


―今日の練習の充実度はいかがでしたか?

すごくいい状態だと思うし、昨日もそうだったけど、うちの場合は各自がしっかり目的を持ってやれるのでね。昨日も2時間くらいはグラウンドにいるわけで。ぼっとしているわけではない。そこの中でうまく調整していくと。昨日と同様に、今日も自覚を持ってトレーニングしている。それがグラウンドの中に出ていると。そういうことですね。


―前節の浦和戦は素晴らしい内容でした。チームがなにかを手に入れた試合になったのでは?

いつも言っている通りゴールがないから。そういう意味では特別なものではない。一つ言えば、自分たちがやれば、もっと楽な試合にもなれた。ただ自分たちがやれば、それでもああやってしっかり勝てるというか、やれるのでね。自分たち次第だということを毎試合毎試合わかってくれればいいと思う。自分たちがなにをしたか、どれだけやったかで、どれだけの差がつくか。それから、やらなければどういうふうになるのか。それをこの11試合やって、みんながしっかり確認して、確立できていることはすごくいいことだと思います。


―マテウス選手が初先発で結果を残しました。監督としても選択肢が増えたのでは?

シーズンを通しながら、選手がどんどん伸びてきてもらわないと困るし、それから選手の数もそれによって増えていかないとしょうがないので。そういう意味では彼もすごく努力している。一番は自分の今までのものに戻るのではなくて、その先に自分たちでいけるかどうか。このチームはそういうチームなのでね。そこにいけた選手は、みんなそこの中で結果を出すし、そこの中でサッカーもできると思うのでね。そういう意味ではマテもまだまだ、これからもっと良くなっていくと思うんだけど、この前は着実に前に進んでくれているなと思いました。


―次節は川崎F戦です。

何年も経っているからね(笑)。いつも通りだね。いつも通りとはなにかと言うと、自分たちがやるべきことをやった試合は素晴らしい試合になっている。自分たちが自分たちでやっていない試合は思ったようにいっていない。そこだけなんでね。そういう意味ではうちのチームもみんなが成長しているので。相手を気にするよりも自分たちのできること、やるべきことに集中すると。そうなっていると思うので、楽しみにしています。


―昨シーズンのアウェイ戦は1−3で敗戦。その頃とは違う感覚で戦えるのでは?

みんな観ていたらわかるでしょ。そういうことだよね。いつも言っている通り、俺たちになにかゴールがあるわけではなくて、その先に進むのでね。そういう意味で、もう一つ言えば、我々は最初からどこかのチームを相手にやっているわけではなくて、どんなチームでも自分たちを主語でできると。そういうことを目指してやっているチームなので。そこは全く変わらないということですね。


―挑戦者というよりも、あくまで「自分たちが」と。

挑戦者も挑戦者じゃないもないでしょ。どこのチームとやる時も同じですよ。全力でそこを倒しにいくだけで。自分たちがやるべきものを。ただ俺たちのスタイルというのは、敵のなにかいいところを潰してやるのではなくて、敵のいいところを俺たちの良さで出させないようにするというのが俺たちのサッカーなので。そこは変わらないですね。


―現在はすごくチーム状態がいい中で、好調の川崎Fと対戦します。

ただそれを言ったら、レッズも強いし、どこも強い。俺たちが上から見ることは一個もない。ずっとみんなの主語が相手だから(笑)。俺たちはこの前の試合よりもいい試合をするためになにをするか。


―前回の浦和戦で名古屋らしい試合をできました。浦和戦の内容が良かったことは、次戦の弾みになるのでは?

これも同じで。言った通り、その中でまだまだ足りないところが山ほどあって、それを選手たちもわかっているので。例えばミスを5回したとしたら、ミスをしないように。3回ミスを減らしたら、3回成功が起こるわけだから。そういうところで、自分たちのなににこだわっているかという成功が全く違うから。そこは明確になって、みんながそこに取り組んでいくので。それは今日明日の話ではなくて、ずっとの話だから。それは変わらないです。

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