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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節 大分戦 前々日監督会見

224月
本日4月22日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節の大分トリニータ戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。
風間八宏監督


―水曜日には2週間ぶりのルヴァンカップを迎えます。前節のC大阪戦は敗北に終わりましたが、今日の練習で意識したことは?

全部だね。ルヴァンというより全部。要するに、個人の質がどれだけ高まるかで、そのままチームになるのでね。例えばこの前もペナ(ルティーエリア)の攻略は何度もしている。それでボールが一つちゃんと止まれば、7回や8回の決定機がある。その中で質を上げないといけない。その後のポジション取りやいろいろなものね。いろいろなもののすべてのところで。もう明確だから。個人の質をどう上げていくか。上げていけば、それだけ自分たちのものになる。それはルヴァンとリーグという垣根ではなく、毎日できなかったものをできるようにしていかないといけない作業が一つ。それからできているものは、ずっとできるようにしないといけない作業。この二つ。いつも同じですね。


―前節のルヴァンカップでは能力を発揮しきれなかった選手がいました。今節ではその選手たちの再テストという意味合いがあるのでしょうか?

もちろんそれもあるだろうし、そのチャンスは、もしかしたら違う選手にくるかもしれない。それはわからないんだけども、とにかく全員が質を上げるというのは変わらないので。その中で自然に競争が起こっているし、なにが悪いのかは明確にわかっていると思うので、そこは変えていってもらいたいと思います。


―C大阪戦後には「受けにいく選手が少なかった」と語っていました。そこも技術が足りていないということでしょうか?

もちろん技術だよね。受けるというのも技術。すべて技術なのだけども、その中でも自信を持って自分からゲームに入っていこうとするかどうか。そういうところの知恵も多少はあると思います。そういうことができなかった選手もいた。サッカーをやっている以上は自信を持ってやらないといけない。その自信の裏付けはなにかと言ったら技術なので。そこの両方を常に持ち合わせてもらいたい。


―今シーズンはリーグ戦とカップ戦の相乗効果が生まれ、選手同士で高め合っている印象です。

どんどんサッカーが速くなっているので、変化の中で、選手が自分でついていかないといかない。あるいは引っ張っていかないといけない。変化に自分たちで気づかないといけない。そういうことも含めてね。前よりも競争だけでなくて、目に見えるいろいろなものが少しずつ高くなっているので、そういう意味では意識は全員が高いと思います。


―磐田戦でガブリエル シャビエル選手が負傷交代しました。現在の状況は?

そんなに深刻ではないと。ひどくはないということです。ただ様子を見てみないとわからないので、その後の回復についてはなんとも言えないです。ものすごく大きなものではないと聞いています。