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本日4月18日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第8節のジュビロ磐田戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。
風間八宏監督
ーランゲラック選手の状態はいかがですか?
グラウンドに出てきています。明日のトレーニングから全体練習に合流する予定です。
ー今週は細部を詰めていくような作業が多かったように思います。
仕留めるところ、水を漏らさないところですね。多くのチャンスを仕留めきること、それから自分たちで作ってしまっているピンチをなくしてしまう。この作業はずっとやっていることです。
ー選手がゴール前で受けるプレッシャーは大きくなってきているのでは?
そこがサッカーで一番おもしろいところだから。リラックスしてやってもらえたらとは思います。あとはいつも言っている通り、もっと多くのチャンスを作ること。その前のプレーを正確に、もっと確実にやってくれていれば、もっと決定的なチャンスになるんでね。これはずっと課題になると思います。
ーこれまでは試合の立ち上がりでうまくいかないことが多くあった中で、最近は開始早々にチャンスを作ったり、いい入りができていると感じます。チームの中でそのような変化を感じていますか?
変化というか、自分たちのリズムとやるべきことが明確になってきているということだと思います。そこで点が取れれば試合が楽になる。それから、点を取ったあとも自分たちがやり続けるということ。そこのところを少し改善できれば、もっともっと強いチームになれると思います。
ー攻守の切り替え、連続は練習中から強調しているように感じます。
試合中に歩いている時間はありません。うちの試合の中で歩く人はいない。試合に近づけるという意味でね。サッカーは止まるか、走るかしかありません。本来、歩くという行為はないんですよ。その中で回復していくのがサッカーなんでね。
ー頭を休ませないことも含まれているのでしょうか?
もちろんです。頭が歩いてしまってはダメです。でも、体が歩いていなければ、頭も歩いていないはず。止まるというのはその先取りですから。止まらなければ、人って狙えないじゃないですか。走るのは当たり前。狙うというのは走るということですから。その連続しかありません。止まるためには走らなければいけない。歩いて止まるのはただの横着ですよ(笑)。当たり前のことなんだけど、それをもう一度言っているだけです。速くなればなるほど、当たり前の話になると思います。
ーそういった部分には何歳ぐらいの時に気づいたのですか?
昔の記憶はないね(笑)。でも、それは当たり前のことです。歩いているということは、頭も体も休んでいるということだから。自分たちの距離とかテンポで速さは違うと思うけど、うちの場合は速いですから。絶対にそこはなくてはならないところです。連続というのはそういうことです。
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