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4/8(月)トレーニング後コメント②

94月

4月9日(火)、翌日に迫ったJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節のセレッソ大阪戦に向け、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。8日(月)のトレーニング終了後に試合への意気込みを語った前田直輝選手、相馬勇紀選手のコメントをお届けします。


前田直輝選手


―鹿島戦ではベンチ入りを果たし、水曜日のルヴァンカップを迎えます。現在の自身のコンディションについて、どのように感じていますか?

まあ、悪くはないという状態ですね。


―状態が上がってきたからこそ、ベンチ入りを果たしたと思います。

そうだと思います。もしかしたら、監督が試したいと思ってくれたのかなと。


―ルヴァンカップでは、得点やアシストという結果にはこだわっていきたいですか?

目に見える結果は一番簡単なアピールの仕方だと思います。でも、やるべきことをやらずに結果を残しても、次の試合に出られるわけではありません。たとえそれで試合に出られたとしても、それでは長続きしないと思います。結果にもこだわりますけど、まずは初心に戻ってやりべきことをやらなくてはいけない。例えば、チームのために走るとか、目の前の相手に負けないとか。そこを重点的にやりたいと思います。


―グループリーグを突破するためにも、重要な試合になるのでは?

単純な話、リーグ戦でもルヴァンカップでもすべての試合で勝てれば優勝できます。先のことを考えずに、まずは次のセレッソ戦に勝つこと。そこだけを目標にやりたいと思います。


―セレッソ大阪とはリーグ戦で相まみえています。どのようなイメージを持っていますか?

あの時は自分に手一杯で、あまり相手の印象を覚えていませんが、(ミゲル アンヘル)ロティーナ監督になって、守備が堅いイメージがあります。ただし、相手よりもまずは自分たちがやるべきことをやりたいと思います。


―セレッソは後方からボールを保持するサッカーを志向しています。両チームがボール保持を目指す中で、どのような戦いが予想されますか?

まずは相手を気にせず、自分たちがボールを取られないとか、目の前の相手に勝つとか、走り負けないとか、そういった点で勝っていれば、自ずと試合にも勝てると思います。


相馬勇紀選手


ー練習ではサイドバックでプレーすることもありました。C大阪戦に向けて、どのようなイメージをもっていますか?

まずはチームの勝利が大優先です。ルヴァンカップでも優勝したいと思っていますし、それはみんな同じだと思います。そこを第一に考えた上で、個人的に鹿島戦や札幌戦、FC東京戦で結果を出せていないので、ゴールやアシストも狙っていきたいと思っています。ただ、サイドバックでプレーするのであれば、失点をしないことや自分のところでやられないことが重要です。守備面でのやるべきことを踏まえた上で、自分の特長を出して、前へ前へとプレーしてきたいです。


ーどのポジションだとしても、前への意識は強く持っていると。

そうですね。得点やアシストなど、ゴールに直結するプレーです。(吉田)豊さんは何度も前に出てアシストを決めているので、そういう部分は参考にさせてもらっています。(宮原)和也くんも札幌戦の2点目ではゴール前にいましたし、サイドバックの攻撃参加がこのチームのカギになってくると思っているので。守備に重点を置きつつですけど、積極的に狙っていきたいですね。


ー攻め上がりのタイミングはつかめてきましたか?

そうですね。サイドバックでプレーする時間も増えてきたので、やっとラインの上げ下げや守備の立ち位置などがわかってきました。毎日少しずつ、「これができたな」という実感を持てています。なので、今は楽しいですね。


ー本職じゃないところだからこそ、見えるものがあるのでは?

ただ、風間さんは「システムは11」と言っているので。むしろサイドハーフが前にいることで、背後を取りやすいと感じているので、やりやすいですよ。


ー東京五輪出場に向けて、アピールという部分は意識していますか?

あまり考えていないです。チームで結果を出して、自然につながっていけばいいかなと。先のことばかり考えて、眼の前のことに集中できないことが一番の遠回りになると思うので。僕は眼の前のことに集中します。