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明治安田生命J1リーグ第2節 C大阪戦 前々日監督会見

282月

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 本日2月28日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第2節のセレッソ大阪戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


風間八宏監督


―開幕戦では目指している速いサッカーを見せることができましたか?

1年を通しながら、自分たちのスピードがもっともっと上がっていくと思います。みんなが同じように変化していければいいなと思いますね。ただ、まだまだ無駄なところがたくさんありますし、ミスもあるので、そういうところは変わらずに突き詰めていきたいです。


―いい部分も悪い部分も見られたということですね。

いいところというか、どんどん変化していくものなので。そこで満足をすることもありません。その中でも自分たちのやろうとしていることを初戦でしっかりとできたということは良かったと思います。


―前半はグランパスらしくない部分も見られました。

それはどこまで望むか、でもありますね。90分での戦いなので、そう簡単にいくものではないかなと。そういう意味では、悪くなかったと思います。自分たちでしっかりとボールを持てましたし、チャンスもありましたから。ただし、途中からチームは変化しました。ペナルティーエリアの中に積極的に入っていきました。そこの意識さえ間違えなければもっとやれると思います。立ち上がりがうまくいかなかったのはそのあたりに理由があったと思います。


―後半は相手の中央を攻めることによって変わってきた部分もあったのでは?

そこを突かれなければ怖くないですよね。逆にそこを突くためのアイデアをうちのチームは持っているはずです。それをやるかやらないか。やれるかやれないかじゃないですよ。やるかやらないかです。そこのところを最初からやり続けていきたいなと思います。


―試合の中でジョアン シミッチ選手の良さが生まれていったように思います。

そうですね。早く彼が順応する、という部分はあります。サイドに開くのではなく、中央にいることでみんなが動ける。彼がそれを理解したこと、それからそれにみんなが反応したこと。これはやりながらもっと良くなると思います。


―無失点に抑えた守備に関してはどのように感じていますか?

守りというよりも、全体として自分たちの距離がある程度狭い中でやっているので。その中で起こることというのはアクシデントをはじめ、ちょっとしたものしかありません。そこに慣れていければ、もっと安定してくると思います。それからあの速さの中で自分たちはいつもトレーニングをしているので、そこに相手を巻き込んでしまえば自分たちのリズムにできる。それをどれだけ長い時間、安定してできるか。自分たちも速いわけだから、やはり連続ですよね。途中から出ていく選手も含めて、それをみんなが持っていたら、おもしろくなると思います。


―相手を巻き込むためにも自分たちがもっとやっていかなければいけないと。

そういうことです。形を作っていければ、もっとつながってくる。相手にとっても厄介なチームになると思います。


―3月2日のホーム開幕戦は多くの“ファミリー”が来場する予定です。

俺たちを支えてくれる人たちはすべて“ファミリー”だと思っています。自分たちのホームで闘えることを楽しみにしていますし、選手がいい試合をしてくれると思います。


―当日は楢﨑正剛さんの引退セレモニーが実施される予定です。

歴史に残る名選手です。みんなの前で自分が決めたことをを含めて挨拶してもらえればいいなと思います。

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