本日11月4日(日)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、和泉竜司選手、前田直輝選手、青木亮太選手が取材に応じ、11月6日(火)に行われる明治安田生命J1リーグ第28節のセレッソ大阪戦に向けた意気込みなどを語りました。
和泉竜司選手
ー昨日の神戸戦はどのような意識を持って臨みましたか?
いつも通りに練習でやっていることを出そうという気持ちで入りました。1点負けている状況だったので、まずは同点に追いつけるように自分にできることをやろうと思っていました。
ー積極的に仕掛けている印象でした。
そうですね。ゴールに向かおうと思っていましたけど、結果として出せていないので。もっといきたかったという思いはあります。
ー中二日でC大阪戦を迎えます。
チーム一丸となって勝つしかないです。結果が求められる残り4試合で、1試合も落とせないので。内容も大事ですけど、勝ち点3が大事なので頑張ります。スタートから出ようが、途中から出ようが、チームのためにプレーしたいですね。自分の持てる力を全部出してチームの勝利に貢献したいっていう気持ちです。スタートから出るために準備をしますし、サブであっても途中から出てしっかりやるだけです。
ー2016年と同様にJ1残留争いを戦っている中で、チーム内での立ち位置は当時と異なります。感じ方に変化はありますか?
いや、あの時もチームのことを考えていました。ただ、試合に出なければチームを勝たせることはできません。一昨年はそういう状況でしたけど、今年は苦しい時にチームを助けるために貢献できる部分があるので、強い気持ちを持ってやりたいと思います。
ー残り4試合で求められることは?
気持ちの部分は大事になってきます。相手に負けないこと、相手よりも走り、考えてプレーしなければいけません。いい時はいいので、そうでない時にどれだけ我慢できるかというか、いい時のプレーをできるかが大事です。昨日も前半に失点しましたけど、そのあとはミッチ(ランゲラック)を中心に何とか耐えて、1失点で抑えたからこそ、後半の得点が生まれたと思いますし、自分たちの時間を作ることができたのだと思います。我慢強さは絶対に大事だと思います。ただ、我慢するだけでは勝てないので、自分たちが今までやってきたことを出すことです。自信を持って全員がやることが大事だと思うので、マイナスな発想はせずに全員がポジティブに前向きにやることが大事です。
ー課題を修正した後半はどのような収穫がありましたか?
前半は自由にボールを持たせすぎてしまっていました。後半は一人で相手を二人を見たことで蹴らせたり、ミスを誘ったりすることができたと思います。そういうところは良かったと思いますけど、攻撃の部分では
失い方が悪くてカウンターを受けたり、縦に急ぎすぎて単純な攻撃になってしまったので、そこでどう攻めていくのかが大事になってきます。速く攻めることが悪いわけではなく、しっかりとつながっていればゴールまで速いので。ただ、マイボールの時間を増やして相手陣地でプレーするかが大事なので、そこも一つ次の課題になるのかなと思います。
ー11月6日は25度目の誕生日です。
ゴールがほしいですけど、それよりもチームの勝利がほしいですね。
ー誕生日に公式戦を戦うのは初めてですか?
たぶんそうですね。もともとは6日に試合をやる予定ではなかったので、何か縁を感じますし、点を決めて試合に勝てれば自分としてはうれしい誕生日になります。チームの勝利が何よりもほしいので、そこを考えてプレーできる選手が出るべきだと思います。誰一人として勝ちを望んでいない選手はいないですし、チームとしてもっと一つになって闘わないといけません。4試合はあっという間だと思うので、一戦一戦大事に闘っていきたいです。短い期間ですけど、しっかりと切り替えて自信を持って試合に臨みたいです。
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