10/28(日)、明治安田生命J1リーグ第18節が行われました。名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。
風間八宏監督
10人になってみんなが一つになり、高い集中力で長い時間を闘い続けられたことは良かったと思いますが、やはり11人の時からあれくらいのハードワークをしなければいけなかったと思います。とにかく、仕留められるところはあったのですが、後半は10人でも良くやったのではないかという試合でした。
―チャンスの多い試合だったのでは?
選手には、ボールをしっかり持てば11人でも10人でも関係ないと言いましけど、最初は慣れずに戻してしまうシーンが多かったように思います。それでも途中から選手を入れ替え、押し込むことができたので、一人少ないという状態でも、選手が自信を持って自分の技術をしっかり使えば、あれくらいのチャンスは作れると思えたのではないでしょうか。
―試合終了間際に足を痛めたジョー選手の状態はいかがですか?
足の裏に相手が入ってきたので、かなりの痛みがあるようですが、それ以上のことは今はわかりません。
―難しい試合展開の中で、勝ち点を積み上げるために何を考えていたのでしょうか?
いつも言っているのですが、今日は立ち上がりのところで、自分たちで(相手に)攻めさせてしまった。なんでもないところで自分たちでボールをロストしピンチを迎えていましたので、そこのところはもっと徹底していかなければいけない。決して試合への入り方は悪くなかったのですが、やりながら勢いを失ってしまい、確実なプレーを選べていない。そういう部分については、シュートまでしっかり持っていく、あるいはチャンスをもっと多く作り出せるよう、判断の部分を徹底したいと思います。
―八反田康平選手を先発起用した意図をお聞かせください。
簡単な話をすれば、練習で非常に良かったことが一つ。そこのところで彼の運動量を出せば90分でやれるかなと思っていました。