NGE

明治安田生命J1リーグ第30節 柏レイソル戦 前々日監督会見

1710月

本日10月17日(水)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第30節の柏レイソル戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


※監督会見動画は会員限定となります。


風間八宏監督


ー19日の柏戦に向けてどのような取り組みをしてきましたか?

特別なことは何もしていないですよ。いつも通り、調子のいい選手をどのように使っていけばいいのかを見ながら、トレーニングしてきました。


ー陣形に変化がありました。

システムありきではないですから。その中で誰がどう生きるかということ。いろいろな変化ができるということなので、それぞれ試していくということです。選手の特性も出てきたりしますからね。


ー攻撃の人数を増やせる形だと感じています。そこに対する期待はあるのでしょうか?

どれだけ攻められるかがこのチームのスタイルだと思いますから。あとは自分たちで起こしてしまっているカウンターですね。敵にやられているというのはほとんどなく、自分たちのミスで相手の勢いを生んでしまっているので。攻撃は最大の防御ではあるんだけど、攻撃をするなら徹底的にしないと。今週はそういう部分も含めて、取り組んできたつもりです。


ーここ数試合は「起きてしまったこと」への対応が足りていないようにも感じます。

個人の部分のコントロールなんでね。一度ミスをした後に、ミスをしないようにコントロールできるかどうか。フリーの状態でのミスもまだまだあります。相手を見て丁寧にやれるかどうかですよ。“慣れてくる”というのは、“自分自身に慣れてくる”ということです。二人で一緒にシュートを打つわけではないし、二人で一緒にパスを出すわけでもないですからね。そういう意味では、自分がしっかりとやれるか、自由になれるかどうかなので。ボールを持つ時間が長ければ長いほど、そういう機会はあるわけなので、ミスをなくしていく。そこのところはこのチームにおいてずっと課題になるところだと思います。


ー練習試合も含め、手応えは感じていますか?

もちろん、毎回変わるものではあるけど、全員がコンスタントにやり続けることができるかどうか、そこが一番大きいです。いい時はみんないいんですよ。悪い時のアベレージがどこにあるかどうかです。いい選手というのはそこの差がない選手のことでもあるので。そういう意味では、タマ(玉田圭司)やジョー、マル(丸山祐市)といった選手たちは、コンスタントに高いものを出してくれています。そういう強さがチームのたくましさになってきます。怖がる必要はないので、持っているものを常に最大限出さなくてはいけません。そういうコントロールができていければ面白いです。ついてきた力をコンスタントに出し続けられるかどうかが一番大事なので。この1週間、多少は強調してやってきましたけど、それはずっと言っていることですから。やり続けなければいけません。


ー今シーズンの中ではどのような変化がありましたか?

ペナルティーエリアに人がたくさん入ってくるようになりました。そこまでボールを運べるようになったというのもあるし、点を取ろうとするところにみんなが行きだしているというのもあります。もちろん、満足しているわけではないけど、以前とは違うところだと思いますね。


ー玉田選手のパフォーマンスはいかがでしょうか?

コンスタントに自分の力を出せていて、チームが勝つために必要なことを分かった上で戦っていると思います。それはすごく大事なことですよ。誰もがそうだけど、変わっていかないといけないんです。その変化に彼はついていっている、あるいは先頭に出ようとしています。すごくコンスタントにやってくれているし、そこで強さも出してくれていると思います。

(残り: 622文字 / 全文: 2163文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。