長谷川健太監督
ー日本代表に選出された稲垣祥選手とピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾選手について聞かせてください。2人ともしっかりとこのチームで闘い、そのなかで成長を見せたからこその選出だと思いますが、彼らの成長や選ばれたことについてはどのように感じていますか?
ピサノは森保(一)監督のコメントどおり、毎試合、毎試合の成長を認められたというところがあると思います。ぜひいい経験をして帰ってきてくれればと思います。できれば1試合ぐらい使ってもらえればとも思いますが、そんなに簡単ではないと思います。そのなかでも肌で感じて帰ってきてくれればと思います。祥に関しては、若手中心というような話も出てましたが、そういうなかで選ばざるを得ないというか、そのぐらいの結果を残している選手だと思いますので、さすがだなと思います。
ー稲垣選手はこれまでもいい選手でしたが、監督の力、指導があって代表クラスになっていったと思います。どういった部分を彼に求めてきたのでしょうか?
4年前は(日本代表に)入っていたので、戻るべくして戻ったと思っています。
ー2、3年前、長谷川監督は「祥もこんなターンをできるようになったか」ということを話していました。ここ数年で彼の伸びた部分、新しい扉を開けた部分というのはどう感じていますか?
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